日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 05月 08日 ( 1 )


2018年 05月 08日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】要点解説(55)

【法師品十五箇の大事】


第四 与如来共宿の事

和訳:(法華経を弘通する人)は、如来と共に宿するなり。


 御義口伝に云く、法華の行者は男女共に如来なり。

 煩悩即菩提、生死即涅槃なり。


今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、与如来共宿の者なり。

傅大士(注)の釈に云く「朝朝・仏と共に起き夕夕仏と共に臥し、時時に成道し、時時に顕本(注)す」と云云。



(注)

傅大士
中国南北朝代の居士(在家仏教徒)で、弥勒菩薩の化身といわれた。大蔵経(八幡法蔵と言われる釈尊の一切経)の閲覧のために、輪蔵(回転本棚)を考案したと言われている。


顕本(発迹顕本(ほっしゃくけんぽん))の事。

意味は、迹を発いて本を顕すこと。


日蓮大聖人は「龍の口の法難」で、上行菩薩の再誕としての迹(仮の姿)を払い、末法の本仏としての本地を顕わされた。

また末法で妙法蓮華経を唱える人は、一人の人間としての迹を払い、末法で衆生を救済する、地涌の菩薩としての本地を顕すことを意味している。



【御義口伝 上】要点解説(56)に続く




by johsei1129 | 2018-05-08 21:29 | 御義口伝 | Trackback | Comments(1)