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日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 11月 06日 ( 1 )


2016年 11月 06日

開目抄の要点解説 その九

日蓮大聖人はさらに法華経の三訳である妙法華経(妙法蓮華経妙)・正法華経・添品法華経(添品妙法蓮華経)、さらに天台、伝教の釈を引用し末法の法華経の行者に諸難が降りかかることを示します。

『妙法華経に云く「於仏滅度後恐怖悪世中」と。安楽行品に云く「於後悪世」又云く「於末世中」又云く「於後末世法欲滅時」と。分別功徳品に云く「悪世末法時」薬王品に云く「後五百歳」等云云。
正法華経の勧説品に云く「然後末世」と。又云く「然後来末世」等云云。添品法華経に云く等。
天台の云く「像法の中の南三北七は法華経の怨敵なり」と。伝教の云く「像法の末・南都・六宗の学者は法華の怨敵なり」等云云。

彼等の時はいまだ分明ならず、此は教主釈尊・多宝仏・宝塔の中に日月の並ぶがごとく十方・分身の諸仏・樹下に星を列ねたりし中にして正法一千年・像法一千年・二千年すぎて末法の始に法華経の怨敵・三類あるべしと八十万億那由佗の諸菩薩の定め給いし虚妄となるべしや。

当世は如来滅後・二千二百余年なり。大地は指ば・はづるとも春は・花は・さかずとも三類の敵人・必ず日本国にあるべし。
さるにては・たれたれの人人か三類の内なるらん又誰人か法華経の行者なりとさされたるらん。をぼつかなし。彼の三類の怨敵に我等(日蓮大聖人一門)入りてやあるらん。又法華経の行者の内にてやあるらん・をぼつかなし
。(中略)

はたして仏教・一千一十五年と申せし後漢の第二・明帝の永平十年丁卯の年・仏法・漢土にわたる。

此は似るべくもなき釈迦・多宝・十方分身の仏の御前の諸菩薩の未来記なり。当世・日本国に三類の法華経の敵人なかるべしや。されば仏・付法蔵経等に記して云く「我が滅後に正法一千年が間・我が正法を弘むべき人・二十四人・次第に相続すべし」と。迦葉・阿難等はさてをきぬ。一百年の脇比丘・六百年の馬鳴・七百年の竜樹菩薩等・一分もたがはず・すでに出で給いぬ。此の事いかんが・むなしかるべき。此の事相違せば一経・皆相違すべし。所謂舎利弗が未来の華光如来・迦葉の光明如来も皆妄語となるべし。爾前返つて一定となつて永不成仏の諸声聞なり、犬野干をば供養すとも阿難等をば供養すべからずとなん。いかんがせん・いかんがせん』

開目抄の要点解説 その十に続く




by johsei1129 | 2016-11-06 19:39 | 開目抄(御書五大部) | Trackback | Comments(0)