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日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 09月 10日 ( 1 )


2016年 09月 10日

【和漢王代記その三】

【和漢王代記 本文】その三

   日本に伝教大師と生る。
陳--------天台大師 ---亦智者と云い
     ---亦、智顗(ぎ)と云い
     ----亦、徳安と云い


隋------ 此の御時南三北七並びに前五百余年の人師三蔵所立の十師の義を破し、始めて五時・八教・三観・六即・十境・十乗を立つ。
    小釈迦と号す、進では天竺の論師にも超え退ては震旦の人師に勝れたり。
    玄義の三に云く、故に章安大師の云く「天竺の大論尚其の類に非ず。震旦の人師、何ぞ労(わずらわ)しく語るに及ばん。此れ誇耀(こよう)に非ず、法相の然るのみ」又智証大師(授決集也)云く「天台世に出で仏意快く暢ぶ。豈万教再び世間に演るに非ずや」。
 
----笈多と崛多の両三蔵添品法華経を渡す。

唐------道綽善導此の世に在り。
 -------華厳宗
-------後漢の世自り唐の神武皇帝、開元十八年庚申に至る六百六十四載に渡す所の経律論五千四十八巻、 訳者百七十六人なり。
 -------妙楽は是の世の人なり。
 -------法相宗は玄奘三蔵西天自り之を渡す。
 -------真言宗は善無畏三蔵・金剛智三蔵之を渡す。
--------法相宗 真言宗の二宗は天台之を見ず、妙楽大師之を見て天台宗に対当して勝劣を論ず。又日本国の伝教慈覚智証之を諍う。


天台の玄義の十に南北の十師を破して云く「但聖意幽隠にして教法弥難し、前代の諸師或は粗名匠に承け或は思い袖衿(しゅうきん)より出ず阡陌縦横なりと雖も孰(いずれ)か是なるを知ること莫し、然るに義雙立せず理両存すること無し若し深く所以有り復修多羅と合する者は録して而て之を用ゆ文無く義無きは信受すべからず」。
籤の十に云く「一として全く是なること無きを以ての故に一一に難破す」。
玄の三に云く「軽慢止まざれば舌口中に爛る」。又云く「法華は衆経を総括す」。
籤の三に云く「法華已前華阿方般等の一切経無量義経なり涅槃経等の法華已後の一切経なりの妙茲に於て固く迷えば舌爛(ただ)れて止まざるも猶華報と為す謗法の罪苦長劫に流る」。

南三北七並びに華厳宗の法蔵・澄観・真言宗の弘法等は法華経よりも華厳経を勝るとするなり、又三論の嘉祥は法華経よりも般若経を勝るとす、又法相の慈恩等は法華経よりも深密経を勝るとす、又真言宗の善無畏三蔵・金剛智三蔵・不空三蔵等は法華経よりも大日経を勝るとするなり、此等の宗宗の相違如何相違如何。

【和漢王代記 本文】四に続く




by johsei1129 | 2016-09-10 20:14 | 重要法門(十大部除く) | Trackback | Comments(0)