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日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 05月 15日 ( 2 )


2016年 05月 15日

Gosho 白米一俵御書 The Gift of Rice 2

まことのみち()は世間の事法にて候。

The true path lies in the affairs of this world.

The true path [of Buddhism] is found in the realities of the secular world.

(こん)光明(こうみょう)経には「()し深く世法を()らば即ち是れ仏法なり」ととかれ

The Golden Light Sutra states, “To have a profound knowledge of this world is itself Buddhism.”

In the Sutra of the Golden Light it states,As one understands secular law in depth, one will come to appreciate Buddhism.

 涅槃経には「一切世間の外道(げどう)の経書は皆是れ仏説にして外道の説に非ず」と仰せられて候を・

 The Nirvana Sutra states, “All of the non-Buddhist scriptures and writings in society are themselves Buddhist teachings, not non-Buddhist teachings.”

The Nirvana Sutra reads, “All the sutras and doctrines of the non-Buddhist teachings of the world are derived from the Buddha’s teachings. Thus, non-Buddhist teachings are not based on their own principles.”

妙楽大師は法華経の第六の巻の「一切世間の治生産業は皆実相と相い()(はい)せず」との経文に引き合せて心をあらわされて候には、彼れ彼れの二経は深心の経経なれども彼の経経は・いまだ心あさ()くして法華経に及ばざれば、世間の法を仏法に()せてしらせて候。法華経はしか()らず、やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候。

When the Great Teacher Miao-lo compared these passages with the one from the sixth volume of the Lotus Sutra that reads, “No worldly affairs of life or work are ever contrary to the true reality,” he revealed their meaning and pointed out that although the first two sutras are profound, since their meaning is still shallow and fails to approach that of the Lotus Sutra, they relate secular matters in terms of Buddhism, where as the Lotus Sutra explains that in the end secular matters are the entirety of Buddhism.

The Great Teacher Miaole revealed the true meaning of these sutras, citing the passage in the sixth volume of the Lotus Sutra, All matters of everyday life are never contrary to the true entity [of all phenomena]. Both the Sutra of the Golden Light and the Nirvana Sutra expound profound doctrines. However, they are still shallow and inferior compared to the Lotus Sutra, since they teach Buddhist Law by referring to secular law. That is not the case with the Lotus Sutra, which expounds that secular law is itself Buddhism.


本文 Original Text  目次 Index



by johsei1129 | 2016-05-15 09:19 | WRITING OF NICHIREN | Trackback | Comments(0)
2016年 05月 15日

 如説修行抄筆記 十六 玄の八・三十三に云く「若し此の経に依らば則ち天下泰平ならん」


一 されば末法・今の時

此の下は蓮祖は如説修行の人なることを明かす、二あり。初めに(まさ)しく明かし、二に「されば釈尊御入滅」の下は結す。文相の大旨(たいし)「日本国の諸人、誰か経文の如く(ぎょう)ずるや。日蓮は経文の如く修行する故に如説(にょせつ)修行の人なり」と云う意なり。経文の如く修行するが如説修行なり。

一 諸経は無得道(とくどう)文。

之に付いて総破・別破あり。総破は文の如く「諸経は無得道」なり。無量義経の「四十余年には(いま)だ真実を顕さず」「(つい)に無上()(だい)を成ずることを得ず」の文、方便品の「正直捨方便」等の文、「(つい)に小乗を以って衆生を済度したまわず」等の文、「(こん)()三界(さんがい)」已下の文、其の証なり。

別破は「念仏()(けん)・禅天魔・真言亡国・律国賊」と云って破するなり。是れ一往其の便(たよ)りに(ちな)んで名言を立つるなり。実には各々四ケの名言を(こうむ)るなり。

「念仏無間」なることは、三徳有縁の釈尊に背いて他方無縁の教主を(あが)、故に「其の人(みょう)(じゅう)して阿鼻獄に入る」なり。是れ則ち未顕(みけん)真実の三部経を修行する故なり。無量義経に云く「終に無上菩提を成ずることを得ず」と説くなり。「亡国」なることは此土(しど)()(えん)の仏を捨てて他方無縁の仏を信ずる故なり。(たと)えば日本国の王を捨てて他国の王を尊敬するが如きなり。是れ其の国を亡ぼす(ばか)りなり。

御書五・十四に云く「(ほう)(ねん)が念仏宗のはやりて一国を失わんとする」等文。

三十一巻十五に云く「()の国国・禅宗・念仏宗になりて蒙古にほろ()ぼされぬ、日本国は彼の二国のほろぼされんにあに()此の国安穏なるべしや」文。

三十五巻四十一に云く「念仏宗と申すは亡国(ぼうこく)の悪法なり」文。安国論十四、十五に云云。

「天魔」なる事は十一巻四十に云く「(ひとえ)に天魔の(はか)りごとなり」文。
 三十九巻十六に云く「師は魔師、弟子は魔民、一切衆生其の教を信ずるは(さん)()(あるじ)なり」(戎体即身成仏義)文。「国賊」なり。国を誑惑(おうわく)し、人を惑わし、娑婆に()して安楽の法を(すす)む。是れ国民を誑惑するなり。故に「国賊」なり。

「禅天魔」の事は御書三十七・三十二に云く「(これ)又日蓮が私の言に非ず()の宗の人人の云く(きょう)()別伝と云云、仏の遺言に云く我が経の外に正法有りといわば天魔の説なり云云、教外別伝の言(あに)此の(とが)を脱れんや」已上文。

()(けん)」なる事は既に仏説に有り。故に「其の人命終して阿鼻(あび)(ごく)に入る」なり。御書十二巻・二十三、二十四に大旨云云。

「亡国」なる事は御書十三・三十九、四十に云云。五巻十四に云く「禅宗は日本国に充満(じゅうまん)してすでに亡国とならんとはするなり」文。

三十一巻・十四に云く「禅宗等のやつ()ばらには天魔乗りうつりて乃至又国賊なり」(取意)文。

「真言亡国」の事は五巻十九二十四、其の(ほか)の諸御書に云云。
 又無間の事は二十六巻四十九
「天魔」なる事は七巻十八三十七・十に云云。
 国賊なる事、三十七巻九丁に云云。

「律国賊」の事。諸御書に云云。

所詮、法華経に(そむ)けば()(けん)地獄なり。「入阿鼻獄」の経文分明(ふんみょう)なり。此の経を信ぜざる事は第六天の魔王の所以なり。経文には「悪鬼(あっき)(にゅう)()(しん)」云云。御書十六、兄弟抄云云。(また)経に云く「正法治国、邪法乱国」と云云。「正法」とは法華経なり。「邪法」とは爾前経なり。(しか)れば余経を信ずるは亡国の義なり。(また)爾前・今経は勝劣無しと勧め、(あるい)()(どう)()(しょう)、或は時機に叶わずと教えて国民を誑惑(おうわく)する、是れ「国賊」なり。御書の大旨に依って之を示す云云。玄の八・三十三に云く「()し此の経に()らば則ち天下泰平ならん」。御義下四十六に引く。


               つづく


本書目次
                    日寛上人 文段目次



by johsei1129 | 2016-05-15 09:12 | 日寛上人 御書文段 | Trackback | Comments(0)