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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 08月 10日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(150)

【二十八品は悉く南無妙法蓮華経の事】


一 方便品 (注)
 御義口伝に云く、此の品には十如是(注)を説く。此の十如是とは十界なり。此の方便とは十界三千なり。
既に妙法蓮華経を頂く故に十方仏土中唯有一乗法なり。

妙法の方便、蓮華の方便なれば秘妙なり、清浄なり。妙法の五字は九識、方便は八識なり。八識は迷なり、九識は悟なり。

妙法蓮華経方便品と題したれば迷悟不二なり。森羅三千の諸法、此の妙法蓮華経方便に非ずと云う事無きなり。

品は義類同なり、義とは三千なり、類とは互具なり、同とは一念なり。此の一念三千を指して品と云うなり。

此の一念三千を三仏合点し給ふなり。仍つて品品に題せり。所謂南無妙法蓮華経の信の一念より三千具足と聞けたり云云。



方便品
妙法蓮華経方便品第二で釈尊は、対合衆として十大弟子の一人で智慧第一と称えられた舎利弗に向かいて次の様に最初に法華経を説き始めた。
「爾時世尊 従三昧安詳而起 告舎利弗 諸仏智慧 甚深無量 其智慧門 難解難入 一切声聞 辟支仏(縁覚) 所不能知」

十如是
釈尊は引き続き次の様に、仏が極めた森羅万象に内在する諸の法の実相として十如是を説き顕す。
「仏所成就 第一希有 難解之法 唯仏与仏 乃能究尽 諸法実相 所謂諸法 如是相 如是性 如是体 如是力 如是作 如是因 如是縁 如是果 如是報 如是 本末究竟等」 
この十如是を解き明かした後、釈尊は、仏の出世の本懐として方便品の長行で仏がこの世に出現した「一大事因縁」としての「開示悟入」を解き明かされる。
十如是の意義は「開示悟入=衆生には仏と同じく仏性が存在し、仏はそれを開き、示し、悟らせて、仏道に入らしめる」を説く前提として、仏と衆生その他すべての存在は諸法で貫かれ究極的に等しい(本末究竟等)」事を解き明かしている。

日蓮大聖人は本抄で「森羅三千の諸法、此の妙法蓮華経方便に非ずと云う事無きなり。所謂南無妙法蓮華経の信の一念より三千具足と聞けたり」と断じられておられます。








by johsei1129 | 2019-08-10 21:55 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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