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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 06月 16日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(131)


提婆品(注)


  三惑  三諦
忽然之間  変成男子(注)

此の文の心は三惑の全体三諦と悟るを変と説くなり。

所謂南無妙法蓮華経と唱え奉るは三惑即三徳(注)なり。




提婆品
提婆達多品第十二では、釈迦が過去世で国王として大法を求めていた時、妙法蓮華経を知っていると言う阿私仙(あしせん)と出会う。そこで国王は阿私仙の下僕となり法華経を学び仏と成った。その時の阿私仙は今の提婆達多で、法華経を教えてくれた提婆達多は「善智識」であったとその因縁を説いてる。本品で提婆達多は天王如来の記別を受け、悪人成仏を示すことになる。また竜女の成仏にて女人成仏を示している。

尚、この提婆品の内容は、サンスクリットの原典では見宝塔品第十一と一つになっているが、鳩摩羅什は内容が全く異なるとして、見宝塔品と提婆達多品の二つの品に分離している。そのためサンスクリットの原典は全二十七品で構成され、妙法蓮華経は二十八品となっている。また直訳すぎるとして殆ど普及していない竺法護(じくほうご)訳の正法華は、サンスクリットの原典そのままの二十七品の構成となっている。

忽然之間  変成男子
提婆達多品第十二の竜女の成仏を記した下記の文にある偈
[原文]
観我成仏 復速於此 当時衆会 皆見龍女 忽然之間 変成男子 具菩薩行
[和訳]
「我が成仏を観よ、復た此に於て速かならんや」と。 当時の衆会は皆、龍女が 忽然の間に 変じて男子に成り 菩薩行を具えることを見れり。

三惑即三徳
日蓮大聖人は本抄で、(注)を持った凡夫の女人の身のままで「法身、般若、解脱の三徳」を悟ることを、竜女が男子に変じた甚意であると解き明かされておられます。


一切の煩悩で、見思惑(けんじわく)(=見惑と思惑)、塵沙惑(じんじゃわく)、無明惑(むみょうわく)の総称。











by johsei1129 | 2019-06-16 00:29 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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