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日蓮大聖人『御書』解説

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2021年 09月 09日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(121)

方便品

諦 俗諦 迹門 本門

是法住法位 世間相常住()

の文、衆生の心は本来仏なりと説くを常住と云うなり。万法元より覚の体なり()

法住法位 世間相常住

法蓮華経方便品第二の下記の偈にある文

[原文]

仏両足尊 知法常無性 仏種従縁起 是故説一乗

法住法位 世間相常住 於道場知已 導師方便説

[和訳]

仏、両足尊()は、法は常に無性であり、仏種は縁に従い起る知り、是の故に一乗(仏道)を説けり。

是の法は法位に住し、世間の相は常住し、(修行の)道場に於いて已に知り、導師は方便にて説けり。

足尊 

の尊称の一つ

法、元より覚の体なり

蓮大聖人は本抄で、『宇宙に遍満する万(全ての)法は、久遠元初より仏が覚知したそのものの実体である』と断じられておられます。

御義口伝 下】要点解説(122)に続く



by johsei1129 | 2021-09-09 09:54 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)


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