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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 05月 11日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(115)


第一 普賢経の事 (注)

題号をば仏説観普賢菩薩行法経(注)と云云。

御義口伝に云く、此の法華経は十界互具・三千具足の法体なれば三千十界悉く普賢なり。

法界一法として漏るる義之れ無し、故に普賢なり。

妙法の十界蓮華の十界なれば依正の二法悉く法華経なりと結し納めたる経なれば、此の普賢経を結経とは云うなり。

然らば十界を妙法蓮華経と結し合せたり云云。




普賢経の事
普賢経は「仏説観普賢菩薩行法経」の略称である。
また法華経の第二十八は「普賢菩薩勧発品」であるが内容は「仏説観普賢菩薩行法経」と基本的に同じで、口伝で伝えられていた法華経を文字化し経典とする時に付け加えられたと推定されます。法華経の属累品第二十二以降の品は普賢経と同様、法華経の教典化の際に付け加えられたと推定されます。

この事について日蓮大聖人は【観心本尊抄】で、法華経二十八品の中で、如来寿量品第十六は極説中の極説で、従地涌出品第十五の後半半品と、分別功徳品第十七の前半半品を加えた「一品二半」以外は小乗経であると次の様に断じておられる。
「本門に於て序正流通有り。過去大通仏の法華経より乃至現在の華厳経乃至迹門十四品、涅槃経等の一代五十余年の諸経、十方三世諸仏の微塵の経経は、皆寿量の序分なり、一品二半よりの外は小乗教・邪教・未得道教・覆相教と名く」と。

さらに『御義口伝【神力品八箇の大事】第一 妙法蓮華経如来神力の事』で次の様に解き明かされておられます。
「惣じて妙法蓮華経を上行菩薩に付属し給う事は、宝塔品の時事起り、寿量品の時事顕れ、神力属累の時事竟るなり」と。



【御義口伝 下】要点解説(116)に続く






by johsei1129 | 2019-05-11 23:09 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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