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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 04月 15日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(99)



第一 妙荘厳王の事 (注)

文句の十に云く「妙荘厳とは妙法功徳をもつて諸根を荘厳するなり」と。

御義口伝に云く、妙とは妙法の功徳なり。諸根とは六根 (注)なり。此の妙法の功徳を以て六根を荘厳す可き名なり。

所詮妙とは空諦なり。荘厳とは仮諦なり。王とは中道なり。

今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は悉く妙荘厳王なり云云。


妙荘厳王
妙法蓮華経 妙荘厳王本事品第二十七についての御義口伝となります。

六根
下記の人間に備わった五感と意識の根幹。
眼根(視覚)
耳根(聴覚)
鼻根(嗅覚)
舌根(味覚)
身根(触覚)
意根(意識)

日蓮大聖人は御義口伝【法師功徳品四箇の大事】で次の様に解き明かされておられます。
『御義口伝に云く、法師とは五種法師なり。功徳とは六根清浄の果報なり。所詮、今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は六根清浄なり』と。







by johsei1129 | 2019-04-15 21:46 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)


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