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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 04月 12日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(94)

【陀羅尼品六箇の大事】

第三 鬼子母神の事 (注)

御義口伝に云く、鬼とは父なり子とは十羅刹女なり、母とは伽利帝母(かりていも)なり。

逆次に次第する時は、神とは九識なり母とは八識へ出づる無明なり、子とは七識六識なり、鬼とは五識なり。

流転門の時は悪鬼なり、還滅門の時は善鬼なり、仍つて十界互具百界千如の一念三千を鬼子母神・十羅刹女と云うなり。

三宝荒神とは十羅刹女の事なり、所謂飢渇神・貪欲神・障碍神なり。

今、法華経の行者は三毒即三徳と転ずる故に三宝荒神に非ざるなり、荒神とは法華不信の人なり、法華経の行者の前にては守護神なり云云。


鬼子母神・十羅刹女
仏伝によると鬼子母神は500人の子を持っていたが、人間の子を捕えて食べていたため人間から恐れられていた。
それを見かねた釈迦は、彼女が最も愛していた末子のピンガラを隠す。鬼子母神は半狂乱となって探し回ったが見つける事が出来ず釈迦に助けを求める。
釈迦は「そなたは500人の子を持ちながら1人を失っただけで嘆き悲しんでいる。たった一人の子を失なった母親の苦しみは如何ほどか分かるか」と諭し「仏教の戒を受け、人々を苦しめる事を止めればピンガラに会えるだろう」と告げる。
鬼子母神が三宝に帰依すると釈迦は隠していた子を戻した。こうして鬼子母神は仏法の守護神となり、子供と安産の守り神となったと言われております。

仏法上、鬼子母神は毘沙門天の武将・八大夜叉大将の妻と言われているが、日蓮大聖人は父、子の十羅刹女、母の伽利帝の全てと捉えており、人間の精神世界「九識」の象徴と解き明かされておられ、御図現なされた十界曼荼羅の御本尊には鬼子母神と十羅刹女が法華経の行者を外護する守護神として認められておられます。









by johsei1129 | 2019-04-12 00:06 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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