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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 03月 28日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(83)

【薬王品六箇の大事】

第六 若人有病 得聞是経 病即消滅 不老不死の事 (注)

文句 の十に云く、此に観解を須ゆべしと。(注)

御義口伝に云く、若人とは上仏果より、下地獄の罪人まで之を摂す可きなり

病とは三毒の煩悩、仏菩薩に於ても亦之れ有るなり。不老は釈尊、不死は地涌の類たり。
是は滅後当今(注)の衆生の為に説かれたり、然らば病とは謗法なり、此の経を受持し奉る者は病即消滅、疑無きなり。

今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者是なり云云。




若人有病 得聞是経 病即消滅 不老不死
薬王品の下記の文にある偈。
[原文]
此経則為 閻浮提人(注) 病之良薬
若人有病 得聞是経 病即消滅 不老不死
[和訳]
此の法華経は則ち 閻浮提の人の 為の病の良薬なり
若し衆生が病有て 是の法華経を聞く事を得れば、 病は即ち消滅し 不老不死なからん。

閻浮提
仏教で須弥山の周囲にある4つの大陸(四大洲)の一つで人間が住む大陸、南閻浮提とも称する。つまり娑婆世界のこと。

若人とは上仏果より、下地獄の罪人まで之を摂す可きなり
日蓮大聖人は、病ある人とは、「上は仏から下は地獄の罪人まで」十界の全ての人を含んでいると断じられておられます。

尚、妙法蓮華経従地涌出品第十五に次の文があり、仏とて「少病少悩」があると説かれております。

爾の時、四大菩薩(注)(地涌の菩薩の代表) は而の偈言を説かれたり、
世尊は安楽で少病少悩なりや、衆生の教化に疲倦(ひげん)無きや、
又、諸の衆生は教化を受ける易しや不や、世尊をして疲労を生ぜざれや、
爾の時世尊は諸の菩薩大衆にありて、是の言を作せり。
是の如し、是の如し、諸の善男子よ、如来は安楽にして少病少悩なり

四大菩薩
地涌の菩薩の上首である四人の菩薩=上行、無辺行、浄行、安立行の各菩薩

観解を須ゆべし
「法華経の観心の智解を須(もち)ゆべし」の意

滅後当今
釈迦滅後の当に今、つまり日蓮大聖人御在世及びそれ以降=末法の事









by johsei1129 | 2019-03-28 19:54 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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