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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 03月 13日

末法の本仏の立場で法華経二十八品を後継者、日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(76)

【嘱累品三箇の大事】


第二  如来是一切衆生 之大施主の事(注)


御義口伝に云く、如来とは本法不思議の如来なれば此の法華経の行者を指す可きなり。

大施主の施とは、末法当今流布の南無妙法蓮華経、主とは上行菩薩の事と心得可きなり。


 然りと雖も当品は迹門付嘱の品なり、上行菩薩を首として付嘱し給う間、上行菩薩の御本意(注)と見たるなり云云。



如来是一切衆生 之大施主

嘱累品、冒頭の次の文にあります。

[原典]

如来有大慈悲 無諸慳悋 亦無所畏 

能与衆生 仏之智慧 如来智慧 自然智慧 

如来是一切衆生 之大施主 汝等亦応随学 如来之法

[和訳]

如来は大慈悲有りて、諸の慳悋(やぶさか)無く、亦、所畏るる所無く

能く衆生に、仏の智慧と如来の智慧と自然の智慧を与えればなり。 

如来は是れ一切衆生の大施主なり、汝等も亦、応に随って如来の法を学ぶべし。


上行菩薩の御本意

この文は末法の本仏日蓮大聖人の御本意と拝します。

この事について日蓮大聖人は【報恩抄】で次の様に解き明かされておられます。

報恩抄御真筆(池上本門寺他所蔵)


『日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし。

 日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり、無間地獄の道をふさぎぬ、此の功徳は伝教・天台にも超へ竜樹・迦葉にもすぐれたり。

 極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか。

 是れひとへに日蓮が智のかしこきには・あらず時のしからしむる耳(のみ)。

 春は花さき秋は菓なる、夏はあたたかに冬はつめたし、時のしからしむるに有らずや』と。


【御義口伝 下】要点解説(77)に続く







by johsei1129 | 2019-03-13 21:05 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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