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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 02月 04日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(53)



第十七 不軽菩薩の礼拝住処の事 (注)
十四箇所の礼拝住処の事之有り
 
 御義口伝に云く、礼拝の住処とは、多宝塔中の礼拝なり(注)。

其の故は塔婆(注)とは五大の所成なり、五大とは地水火風空 なり、此れを多宝の塔とも云うなり。

 法界(注)広しと雖も、此の五大には過ぎざるなり、故に塔中の礼拝と相伝するなり、秘す可し秘す可し云云。


不軽菩薩の礼拝住処の事
十四箇所の礼拝住処の事之有り

本抄で日蓮大聖人は、衆生が内在する仏性を開覚する為には、何を機縁とするのかを、本抄以降で「十四箇所の礼拝住処(仏性を開拡する機縁)を順次、明かされます。

多宝塔中の礼拝
見宝塔品第十一で説かれる、地より涌出し空中に在住する宝塔の中に釈迦・多宝の二仏が並座し、三千大世界から参集した諸仏も、釈迦の神通力で空中に住し、二仏に礼拝する『虚空会の儀式』を意味しています。日蓮大聖人が図現なされた御本尊はこの『虚空会の儀式』を借りて、末法の御本仏日蓮大聖人の魂魄を墨に染め流して認められておられます。


塔婆
ストゥーパ(サンスクリット語: स्तूप, stūpa)の音訳で、卒塔婆(そとば)とも言い、本来、釈迦の仏舎利をお安置した塚で、信仰の対象となっていた。
また板塔婆(いたとうば)とは、追善供養のために用いられる木の板である。先端がストゥーパのような形に仕上げられており、ストゥーパに由来する。
しかし現代日本の板塔婆は信仰の対象ではなく、故人の追善供養のために用いられる。

日蓮大聖人は【中興入道御消息】で、失った幼子のむすめの十三回忌塔婆を建てることの意義について次の様に説かれておられます。
『去ぬる幼子のむすめ御前の十三年に丈六のそとばをたてて其の面に南無妙法蓮華経の七字を顕して、をはしませば、北風吹けば南海のいろくづ其の風にあたりて大海の苦をはなれ、東風きたれば西山の鳥鹿・其の風を身にふれて畜生道をまぬかれて都率の内院に生れん。況や・かのそとばに随喜をなし手をふれ眼に見まいらせ候人類をや。
過去の父母も彼のそとばの功徳によりて天の日月の如く浄土をてらし、孝養の人並びに妻子は現世には寿を百二十年持ちて後生には父母とともに霊山浄土にまいり給はん事、水すめば月うつり、つづみをうてばひびき(響き)のあるがごとしとをぼしめし候へ等云云。此れより後後の御そとばにも法華経の題目を顕し給へ』と。

法界
宇宙全体を示す。








by johsei1129 | 2019-02-04 19:34 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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