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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 01月 09日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(29)


第二 是則能信受 如是諸人等 頂受此経典の事 (注)


 御義口伝に云く、法華経を頭に頂く(注)と云う明文なり。

如是諸人等の文は、広く一切衆生に亘るなり。 

 然らば三世十方の諸仏は、妙法蓮華経を頂き受けて成仏し給う。

仍つて、上の寿量品の題目を妙法蓮華経と題して、次に如来と題したり秘す可し云云。(注)

今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは此の故なり云云。


是則能信受 如是諸人等 頂受此経典

分別功徳品第十七の次の偈にある文

[原本]
聞我説寿命 是則能信受 如是諸人等 頂受此経典 
[訳]
我が説く如来寿量品を聞いて、是を則ち能く信受する、如の是く諸の人等は、此の経典(法華経)を頂に受けり

法華経を頭に頂く
灌頂(かんじょう)=頂上に水を灌(そそ)ぐ意。

元々、古代インドの国王・立太子等の即位の儀式で行われた、灌頂水と呼ばれる水を王・立太子の頭上に注がれた儀式で、転じて仏教で得度する時、僧が頭に本尊を戒師によって受ける儀式となった。

日蓮正宗では信徒になるための御授戒の儀式でも、僧侶が日蓮大聖人が図現した御本尊を、時の貫主が書写した本尊の巻物を信徒になる者の頭に当て、「邪義を捨て正法を持つや不やと信徒に問いかけ、持ち奉るべし」と誓う。

https://www.youtube.com/watch?v=haXRqeLB0-0


日蓮大聖人が定めた得度のための【本門戒体抄】※十ある(受)戒体の一つ「不殺生戒」授戒の文文。

「第一に不殺生戒とは、爾前の諸経の心は仏は不殺生戒を持つと説けり。然りと雖も法華経の心は爾前の仏は殺生第一なり。所以は何。爾前の仏は一往世間の不殺生戒を持つに似たりと雖も、未だ出世の不殺生戒を持たず。二乗・闡提・無性有情等の九界の衆生を殺して成仏せしめず。能化の仏、未だ殺生罪を免れず、何に況んや所化の弟子をや。然るを今の経(法華経)に悉く成仏せしむ云云。
今身より仏身に至るまで、爾前の殺生罪を捨て、法華寿量品の久遠の不殺生戒を持つや不や、持つと三返

上の寿量品の題目を妙法蓮華経と題して、次に如来と題したり可し
分別功徳品第十七の上(一つ前)の如来寿量品第十六の題号の意義を解き明かされている。
尚、妙法蓮華経二十八品の中で題号に如来がつくのは、釈尊の核心の悟りを説いた【如来寿量品第十六】と釈尊滅後の妙法蓮華経の弘通を、上行菩薩(日蓮大聖人の外用 (げゆう ) の姿)を上首とする地涌の菩薩に付属した事を説いた【如来神力品第二十一】の二品だけである。








by johsei1129 | 2019-01-09 17:30 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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