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日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 12月 13日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(19)

【寿量品二十七箇の大事】


第十九 毎自作是念の事(注)

御義口伝に云く、毎とは三世(注)なり。自とは別しては釈尊、惣じては十界なり。

是念とは無作本有の南無妙法蓮華経の一念なり。作とは此の作は有作の作に非ず、無作本有の作なり云云。

 

 広く十界本有に約して云わば、自とは万法己己の当体なり、是念とは地獄の呵責の音、其の外一切衆生の念念、皆是れ自受用報身の智なり、是を念とは云うなり。


今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る念は、大慈悲の念なり云云。


毎自作是念

法華経二十八品の極説、如来寿量品第十六の最終段の以下の偈。

[原文]

毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身

[和訳]

(仏は)毎自(つね)に是の念を為せり、『以何にして衆生を無上道(仏道)に入らしめて、速に仏身を成就せざらん』と。


三世

過去世、現世、未来世を意味する。

仏法では有情非情に渡り、死して肉体は滅しても魂魄は不滅で、現世の善行・悪行に応じ、未来世にその報いとしての境遇でこの世に生まれると説き明かされている。


人と人との遺伝子の差異は0.1%程度と言われているが、生まれた時の境遇の差は非常に大きい。平和な日本に生まれる人、戦争のさなかの難民キャンプで生まれる人。五体満足で生まれる人、障害を持って生まれる人。仏法ではこの事を衆生個々の過去世の善行・悪行の報いと捉える。それ故、現世で妙法蓮華経の仏道を修行し、己の己心に善行の因を積むことで未来世で自らが望む境遇で生まれることが叶うと説かれている。




by johsei1129 | 2018-12-13 22:50 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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