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日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 11月 27日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 下】要点解説(13)

【寿量品二十七箇の大事】


 第十三 常住此説法の事

 御義口伝に云く、常住とは法華経の行者の住処なり。此とは娑婆世界(注)なり、山谷曠野(せんごくこうや)を指して此とは説き給う。

 説法とは、一切衆生の語言の音声が本有の自受用智の説法なり。

 末法に入つて説法とは、南無妙法蓮華経なり。 今、日蓮等の類いの説法、是なり。



娑婆世界
「大地」を意味する梵語 sahāの音訳で、この世つまり地球上の世界を意味する。

 妙法蓮華経如来 寿量品第十六で釈尊は、三千大千世界(銀河系宇宙)に無数の仏国土(惑星)が存在し、仏が有縁の仏国土に出現し、衆生を仏になる道に化導すると解き明かしている。

 近年、ハッブル宇宙望遠鏡の観測により、太陽系外の膨大な数の恒星の周りに生命の存在の可能性のある惑星が存在する事がわかり、今から三千年前に釈尊によって説かれた【妙法蓮華経 如来寿量品第十六】で説かれた事が裏付けられて来ている。








by johsei1129 | 2018-11-27 23:50 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)


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