日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 07月 23日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】要点解説(103)

【勧持品十三箇の大事】

第九 或有阿練若の事

御義口伝に云く、第三の比丘(注)なり、良観(注)等なり。

六通羅漢(注)の人と思うなり。



上記の文は三類の強敵の中の第三、僣聖増上慢の悪僧相を指していて、日蓮大聖人は、極楽寺良寛がそれにあたるとしている。

これらの僧を当時の民衆は、六神通を得た阿羅漢のように崇めていたと伝えられている。



(注)

第三の比丘
三類の強敵の中の第三、僣聖増上慢の悪僧相を指していて、日蓮大聖人は、極楽寺良寛がそれにあたるとしている。

これらの僧を当時の民衆は、六神通を得た阿羅漢のように崇めていたと伝えられている。

良観

極楽寺良観は雨が降らず鎌倉が飢饉に陥った時、幕府より「降雨」の祈りをするよう依頼される。

 その時日蓮大聖人は良観に「七日以内に一粒でも雨が降れば、日蓮は法華経捨てて念仏を唱える。若し降らなければその時は良観上人は日蓮に帰依せよ」と対決を迫り、良観はその提案を受けいれる。

ところが21日経過しても全く雨は降らず、良観は日蓮に帰依するどころか逃亡し身を隠してしまう。

 その後日蓮大聖人は降雨の祈祷行い、たちどころに雨を降らせる。

このことに恨みを抱いた良観は、北条時宗の母(北条時頼の正室)である葛西殿、鎌倉幕府侍所の重鎮・平頼綱に働きかけ、日蓮大聖人を龍の口の処刑場で断首する龍の口の法難を引き起こすことになる。

これは典型的な「僣聖増上慢」の悪僧の姿そのものであった。

※上記、極楽寺良寛の所業については小説日蓮の生涯(上)「二十一、僭聖増上慢、極楽寺良観への書状」「二十五、極楽寺良観と日蓮、降雨の対決」を参照願います。



【御義口伝 上】要点解説(104)に続く





by johsei1129 | 2018-07-23 20:32 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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