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日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 06月 26日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】要点解説(89)

【提婆達多品八箇の大事】

第三 採菓汲水(さいかぎゅうすい)拾薪設食(じゅうしんせつじき)の事(注)


 御義口伝に云く、採菓とは癡煩悩なり、汲水とは貪煩悩なり、拾薪とは瞋(じん)煩悩なり、設食とは慢煩悩なり。
此の下に八種の給仕之れ有り。此の外に妙法蓮華経の伝受、之れ無きなり。


今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは、即ち千歳給仕なり。是れ即ち一念三千なり、貪瞋癡慢を対治するなり。


(注)

採菓汲水 拾薪設食

 釈迦が過去世で「妙法華経」を教えてくれた阿私仙人の元で千年に渡り様々な修行(八種の給仕)をしたことを示している。
上記の文に該当する提婆達多品の偈

[原文]

即随仙人 供給所須。採果汲水。拾薪設食。
乃至以身。而作牀座。身心無倦。于時奉事。
経於千歳。為於法故。精勤給侍。令無所乏。

[訳文]

即ち仙人に随って、求むる所を供給し、果を採り、水を汲み、薪を拾い、食を設けん。

乃至、身を以て、而して、牀座(しょうざ)を作すも、身心は倦こと無かりけり。
時に奉る事、千歳を経るも、法を求むる故の為に、精勤し給侍し、乏しき所、無から令めん。

日蓮大聖人は末法での「千年の八種の給仕」は、ご本尊に向かい「南無妙法蓮華経と唱え奉る」ことで「貪瞋癡慢」を対治することができると断じておられます。


【御義口伝 上】要点解説(90)に続く



by johsei1129 | 2018-06-26 22:26 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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