日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 06月 16日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】要点解説(83)

【宝塔品二十箇の大事】


第十七 読持此経の事


御義口伝に云く、五種の修行(注)の読誦と受持との二行なり。


 今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉るは読なり、此の経を持つは持なり。

  此経とは題目(妙法蓮華経)の五字なり云云。


(注)

五種の修行

妙法蓮華経で説かれている、仏となるための「受持・読・誦・解説・書写」の5つの修行方法


受持は、妙法蓮華経を信じ一念に持つこと。

読は、妙法蓮華経の経文を見て読むこと。

誦は、妙法蓮華経の経文を声を出して唱えること。

解説は、妙法蓮華経の経文を他の人に説くこと。

書写は、妙法蓮華経の経文を書き写すこと。


日蓮大聖人は末法の修行で「読誦と受持」とは、妙法蓮華経二十八品の「読誦と受持」ではなく、妙法蓮華経の題目の「読誦と受持」であると断じられました。

さらに末法における解説は折伏で、「妙法蓮華経」という仏になる「種」を末法の衆生に「下種」することであると解き明かされておられます。


 尚、日蓮大聖人は【法蓮抄】で、書写は五種の修行の中で、最も価値が低いと次のように門下に諭されておられます。

『五種法師の中には書写は最下の功徳なり。何に況や読誦なんど申すは、無量無辺の功徳なり。今の施主(信徒の:曾谷入道法蓮)、十三年の間、毎朝読誦せらるる自我偈(如来寿量品)の功徳は、唯仏与仏・乃能究尽なるべし』と。



【御義口伝 上】要点解説(84)に続く



by johsei1129 | 2018-06-16 23:47 | 御義口伝 | Comments(2)
Commented by ひろた at 2018-06-18 14:05 x
【御義口伝 上】要点解説(82)
五種の修行
妙法蓮華経で説かれている、仏となるための「受持・読・誦・解脱・書写」の5つの修行方法・・・解脱は解説ではないでしょうか。
【宝塔品 廿箇の大事】
是名持戒の事についての記述は、あるのでしょうか。


Commented by johsei1129 at 2018-06-18 23:54
解脱は解説ではないでしょうか。
→ご指摘の通りです。修正しましたのでご確認願います。
是名持戒の事についての記述は、あるのでしょうか。
→失礼しました。この抄を見落としておりました。明日には投稿し、合せて要点解説の順番も直します。
有難うございます。



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