日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 04月 23日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】要点解説(47)

【五百弟子品三箇の大事】

第一 衣裏の事 (注)
 
 御義口伝に云く、此の品には無価の宝珠を衣裏に繋くる(注)事を説くなり。

所詮日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、一乗妙法の智宝を信受するなり、信心を以て衣裏にかく()と云うなり。


(注)
衣裏の事 (衣裏繋珠) ※繋(つなぐ、かける、つながる)

五百弟子受記品で説かれる、妙法蓮華経七つの比喩の一つ。

 ある貧乏な男が金持ちの親友の家に遊びに来てたが、酒に酔い眠ってしまう。
親友は遠方からの急用な知らせで出かけることになり、眠っている男を起こそうとするが起きない。
その男を助けようと思っていた親友は、男が着ていた服の襟の裏に高価な珠を縫い込んでから出かけた。
しばらくして起きた男はその事に気づかす、親友もいないので、元の貧乏な生活に戻り、他国を流浪し少しの収入で満足していた。
時を経て再び親友と出会えた男は、衣裏繋珠の事を聞かされ、ようやく宝珠を得ることができた。
 この物語の金持ちの親友は妙法蓮華経を悟っている仏、貧乏な男は二乗の教えで満足している声聞を象徴している。
声聞の教えを実践した果てに再び仏に見え、宝珠である妙法蓮華経の一乗法(仏道)の教えをはじめて知ったことを表している。


【御義口伝 上】要点解説(48)に続く




by johsei1129 | 2018-04-23 08:20 | 御義口伝 | Comments(0)


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