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日蓮大聖人『御書』解説

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2018年 03月 05日

末法の本仏の立場で法華経一部二十八品を直弟子日興上人に口伝した書【御義口伝 上】要点解説(35)

【薬草喩品五箇の大事】



第五  我観一切 普皆平等 無有彼此 愛憎之心 我無貪著 亦無限礙の事 ※六句の文

 御義口伝に云く、此の六句の文は五識(※五つの識)なり。我観一切普皆平等とは九識(注)なり。

無有彼此とは八識なり。愛憎之心とは七識なり。我無貪著とは六識なり。亦無限礙とは五識なり。我等衆生の観法の大体なり。


今、日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、豈、我観一切普皆平等の九識の修行に非ずや、爾らば無有彼此に非ずや、愛憎之心に非ずや、我無貪著に非ずや、亦無限礙に非ずや。




九識

法華経では人間の心の奥底を、「九識心王真如の都」と解き明かしている。


六識 (六根ともいう) 「眼識」、「耳識」、「鼻識」、「舌識」、「身識」、「意識」

七識(末那識)=マナ識 六識の根底に存在する深層意識(煩悩)

八識(阿頼耶識)=アラヤ識 色(肉体)を超過した意識で、七識よりもさらに深い深層意識(死後に現れる超意識)
人間が現世間に行ってきた行(悪行・善行がこの八識に蓄積され、未の来世の境遇が現世の報いとして定まる。(輪廻転生の因果応報)

九識(阿摩羅識)=アマラ識 根源の宇宙そのものが持つ究極の意識。


仏はこの九識を覚知したととする。

釈尊は妙法蓮華経 方便品第二で「仏所成就 第一希有 難解之法唯仏与仏 乃能究尽 諸法の実相」

(仏の成就した所の、第一の、希有で、難解の法は、ただ、仏と仏のみ、諸法の実相を能く究め尽くせり」と解き明かした。


また、末法の本仏・日蓮大聖人は日女御前御返事で「かかる御本尊を全く余所に求る事なかれ。

只、我れ等衆生の法華経を持ちて、南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におはしますなり是を九識心王真如の都とは申すなり」と解き明かされておられます。




【御義口伝 上】要点解説(36)に続く




by johsei1129 | 2018-03-05 23:59 | 御義口伝 | Trackback | Comments(0)
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