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日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 11月 16日

観心本尊抄 要点解説 その四

日蓮大聖人は本抄のはじめに紙幅に本尊を図現することの根拠として、有情・非情に渡って仏界(仏の命・境涯)が存在することを解き明かしていきます。

一般的にはこの世の存在を生物・無生物として分類するが、仏法では有情・非情と分別する。つまり人間いえば、髪・爪は非情となり、人間は有情・非情の混在した存在と見る。

この事について日蓮大聖人は「三世諸仏総勘文教相廃立」で次のように説かれておられます。
「総じて一代の聖教は一人の法なれば我が身の本体を能く能く知る可し。之を悟るを仏と云い之に迷うは衆生なり。此れは華厳経の文の意なり。

弘決の六に云く「此の身の中に具さに天地に倣うことを知る。頭の円かなるは天に象り、足の方なるは地に象ると知り、身の内の空種なるは即ち是れ虚空なり。腹の温かなるは春夏に法とり、背の剛きは秋冬に法とり、四体は四時に法とり、大節の十二は十二月に法とり、小節の三百六十は三百六十日に法とり、鼻の息の出入は山沢渓谷の中の風に法とり、口の息の出入は虚空の中の風に法とり、眼は日月に法とり、開閉は昼夜に法とり、髪は星辰に法とり、眉は北斗に法とり、脈は江河に法とり、骨は玉石に法とり、皮肉は地土に法とり、毛は叢林に法とり。
五臓は天に在つては五星に法とり、地に在つては五岳に法とり、陰・陽に在つては五行に法とり、世に在つては五常に法とり、内に在つては五神に法とり、行を修するには五徳に法とり、罪を治むるには五刑に法とる」と。

観心本尊抄 要点解説その五に続く。




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by johsei1129 | 2016-11-16 21:12 | 観心本尊抄(御書五大部) | Trackback | Comments(0)
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