日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 05月 04日

他国侵逼難の的中を受け『立正安国論』をあらためて要人に献じた時に添えた【安国論副状】

【安国論副状】
■出筆時期:文永五年(1268) 四十七歳御作
■出筆場所:鎌倉 草庵にて。
■出筆の経緯:本抄は前後の文が伝えられておらず対告衆及び述作月日は不明ですが、内容は文永五年十月十一日に北条時宗はじめ幕府要人、諸宗派寺院及び僧侶へ送られた「十一通御書」と共通しており、十一通御書の後に高位の要人に「立正安国論」に本書を添えて送られたのではと推察されます。
■ご真筆:身延久遠寺にかつて存在したが明治八年の大火で焼失。

【安国論副状 本文】

未だ見参に入らずと雖も、事に触れ書を奉るは常の習ひに候か。
抑、正嘉元年太歳丁巳八月二十三日戌亥の刻大地震、日蓮諸経を引いて之を勘ふるに、念仏宗・禅宗等と御帰依有るの故に、日本国中の守護の諸大善神恚りに依って起こす所の災ひなり。

若し御対治無くんば他国の為に此の国を破らるべき悪瑞の由、勘文一通之を撰して立正安国論と号し、正元二年太歳庚申七月十六日宿屋入道に付けて、故最明寺入道殿に之を進覧せしむ。





by johsei1129 | 2016-05-04 20:07 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
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