人気ブログランキング |

日蓮大聖人『御書』解説

nichirengs.exblog.jp
ブログトップ
2016年 03月 16日

法華取要抄文段 ニ三  「是の経」とは、即ち是れ是好良薬の南無妙法蓮華経、本門の本尊なり


一 (かみ)は過去の事を説くに似たる様なれども等

  「過去の事」とは釈尊久遠五百塵点劫(じんてんごう)の昔、本因妙の修行に()って本果の成道を唱うると云う事なり。「滅後を以て本と為す()ず先例を引くなり」とは、滅後末法の衆生、本因妙の修行に由って本覚無作(むさ)の成道を唱えんこと、例せば釈尊の如し等云云。  

一 神力品(じんりきほん)に云く等

  (けだ)し天台の(こころ)は、十神力を以て在滅に分配す。若し蓮祖の意は、十神力通じて滅後末法の為とす。此の文に(あに)分明(ふんみょう)に非ずや。  

一 ()く是の経を持たん

  「是の経」とは、即ち是れ()(こう)良薬(ろうやく)の南無妙法蓮華経、本門の本尊なり。  

一 広宣流布(るふ)文。

  顕仏未来記に云く「本門の本尊・妙法蓮華経の五字を以て閻浮提(えんぶだい)に広宣流布せしめんか」等云云。

 

十三日

一 又云く、此の経は則ち()れ等

「此の経」とは寿量品の肝要、名体宗用教の南無妙法蓮華経なり。「病」とは即ち謗法(ほうぼう)なり。下に云う「法華経を(ぼう)ずるが第一の重病なり」とは是れなり。故に文意に云く、是好良薬の妙法は、()く謗法の病を治するの良薬なり云云。  

一 涅槃(ねはん)経に云く、(たと)えば七子の如し等

会疏(えしょ)十八・三に云々。  

一 第一第二は一闡提(いっせんだい)謗法(ほうぼう)の衆生

  太田抄の「第七の病子は一闡提の人・五逆謗法の者・末代悪世の日本国の一切衆生」とは、是れ古師に(じゅん)ずる義なり。当抄の意は、恒沙(ごうじゃ)七種の衆生の義に(じゅん)じ、以て今の文を釈する故なり。


                 つづく
目 次



by johsei1129 | 2016-03-16 22:03 | 日寛上人 御書文段 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://nichirengs.exblog.jp/tb/25051491
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< GOSHO 南条殿御返事(南条...      序章 【妙法蓮華経】と法華経の... >>