日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 02月 27日

日蓮大聖人が文応元年七月、北条時頼(最明寺入道)に見参の時、禅宗は天魔の所為たるの由を申したと記された書【故最明寺入道見参御書】

【故最明寺入道見参御書】
■出筆時期:文永六年(1269年) 四十八歳御作
■出筆場所:鎌倉 草庵にて。
■出筆の経緯:本書を記された前年に蒙古の国書が幕府に届き『立正安国論』で説いた他国侵逼が的中したことを受け、大聖人は幕府要人並びに他宗派寺院に『十一通御書』を弟子に届けさせます。本書はその翌年に認められましたが、文応元年七月の国家諌暁の際、確かに北条時頼(最明寺入道)に見参し、直接、当時鎌倉武士に広まっていた禅宗は「天魔の所為である由(理由)について申し述べ、『立正安国論』を献じたと記されておられます。
また大聖人が北条時頼(最明寺入道)に見参したことは翌年の文永七年に著された【法門申さるべき様の事】にも次のように認められておられます。
「但し日本国には日蓮一人計りこそ世間・出世・正直の者にては候へ、其の故は故最明寺入道に向つて禅宗は天魔のそいなるべしのちに勘文もつてこれをつげしらしむ、日本国の皆人・無間地獄に堕つべし、これほど有る事を正直に申すものは先代にもありがたくこそ、これをもつて推察あるべし」
■ご真筆:石川県 妙成寺所蔵。
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【故最明寺入道見御書 本文】※本書の前後はご真筆が残されておらず内容は不明です。
[原文]
挙寺ゝ日本国中為令捨舊為
寺御帰依天魔所為之由
故最明寺入道殿見参之時
申之 又立正安國論挙之
惣日本國中禅宗念仏宗
[読み下し文]
 (※注:禅宗は)寺々を挙げて、日本国中の旧寺(※注:延暦寺などの法華経信仰の各寺院)
御帰依を捨てしめんが為に、天魔の所為たるの由、故最明寺入道(北条時頼)殿に見参の時之を申す。
叉立正安国論之を挙ぐ。総じて日本国中の禅宗・念仏宗・・・・ 








by johsei1129 | 2016-02-27 20:48 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
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