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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 10月 26日

某信徒の女房が自ら舂麦一俵その他の品々を携えて身延山中に見参されたことを称えられ た書【舂麦御書】

【舂麦御書】
■出筆時期:建治元年(1276年)五月二十八日 五十五歳御作
■出筆場所:身延山中の草庵にて。
■出筆の経緯:本書を宛てられた信徒の詳細は不明ですが、其信徒の女房が恐らく下人に馬を引かせ、舂麦(つきむぎ)一俵その他の品々を携えて、自ら身延山中の大聖人のもとへ届けられたと思われます。
大聖人はその事を「女房御参詣こそゆめとも、うつつ(現)とも、ありがたく候しか」とたいへん喜ばれ、その女房の志を称えられておられます。

本書は日付は記されておられますが、宛名も大聖人の花押も記されておられないのは、女房が草庵に滞在している間に某信徒にあてに「確かに女房殿が見参されて、これらの品々を受け取りました」と認められ、そのまま女房に本書を持たせたものと推察されます。
■ご真筆:現存しておりません。古写本(京都満願寺蔵)
某信徒の女房が自ら舂麦一俵その他の品々を携えて身延山中に見参されたことを称えられ  た書【舂麦御書】_f0301354_08591544.jpg




















[日蓮大聖人の筆跡を模写した古写本と思われます。]



【舂麦御書 本文】
女房御参詣こそゆめ(夢)とも、うつつ(現)とも・ありがたく候しか。
心ざしはちがはせ申さず。

当時の御いもふゆ(冬)のたかうな(筍)のごとし。
あになつ(夏)のゆき(雪)にことならむ。

舂麦(つきむぎ)一俵、芋一篭、笋(たかんな)二丸、給い畢んぬ。
五月廿八日勧




by johsei1129 | 2019-10-26 16:26 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
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