人気ブログランキング |

日蓮大聖人『御書』解説

nichirengs.exblog.jp
ブログトップ
2016年 02月 21日

文永五年一月十八日、蒙古国から牒状が鎌倉幕府に到来、立正安国論で予言した「他国侵逼難」が現実になった事態を受け幕府の要人に送られたと思われる書【正嘉地震大瑞御書】

【正嘉地震大瑞御書】
■出筆時期:文永五年(1268) 四月頃と思われます。四十七歳御作
■出筆場所:鎌倉 草庵と思われます。
■出筆の経緯:本抄は一部断簡が伝えられてますが、書き出しが文永五年四月五日に平頼綱の父法鑒御房に送られた【安国論御勘由来】と内容を一にしており、安国論御勘由来と同様、立正安国論の「他国侵逼難」予言的中を受け鎌倉幕府の要人に対面を申し出たのではと強く推察されます。
尚、文中「故最明寺入道殿に奉る勘文の如し」とは、北条時頼に「立正安国論」を献じた事を示しておられます。
■ご真筆:京都市 本圀寺(断簡)所蔵。
f0301354_22480783.jpg

















【正嘉地震大瑞御書 本文】

去ぬる正嘉元年丁巳、大地震此の大瑞日本の日記に見ざるか
日蓮諸経を引き勘ふるに、念仏宗と禅宗等との邪法、此の国に出現し、存の外に国中の上下鎮護国家の為の大法を蔑如せしむるに依って、法華・真言の国中守護の諸大善神瞋恚を為し、悉く他国に向かふが故に起こる所の災難なり。

此の国将に他国に襲はるべし等云云。
具には故最明寺入道殿に奉る勘文の如し、谷土野禅門之を尋ぬべし。
念仏者並びに檀那等之を聞きて怨を成すこと、譬へば不軽菩薩の増上慢の四衆の如し。
(以下の部分は残されておられません)




by johsei1129 | 2016-02-21 22:44 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://nichirengs.exblog.jp/tb/24979875
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 禅宗の説く「教外別伝」を「仏全...      GOSHO 上野殿御返事 Th... >>