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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 10月 26日

端午の節句五月五日に合わせてせいす(清酒)とチマキを供養されたことを喜ばれた消息【覚性御房御返事】

【覚性御房御返事】
■出筆時期:建治二年(1276)五月五日 五十五歳御作
■出筆場所:身延山中 草庵にて。
■出筆の経緯:覚性御房が懇意の信徒からの依頼で、端午の節句五月五日に合わせてせいす(聖酒)とチマキを身延山中の草庵に届けられた事への返書となっております。
大聖人は本抄で、弟子覚性御房に対し「大聖人が喜んでいると依頼された某信徒に伝えて下さい」と丁寧に記されておられます。
■ご真筆:千葉県 随喜文庫所蔵
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【覚性御房御返事 本文】

せいす(清酒)ひと
つヽ ちまき(粽)
二十、かしこ(畏)
まりて給び候ひ
了んぬ。
よろこび
入るよし申
させ給へ。
恐々謹言。

五月五日   日蓮 花押

覚性御房




by johsei1129 | 2019-10-26 16:15 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)


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