日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 02月 11日

駿河国富士郡の強信徒・西山入道を「としごろ後生をぼしめして御心ざしをはすれば」と称えた【西山殿御返事】

【西山殿御返事】
■出筆時期:建治三年(1264)一月二十三日 五十六歳御作。
■出筆場所:身延山中 草庵にて。
■出筆の経緯:駿河国富士郡西山郷の地頭、西山入道に送られた消息です。
本消息の前半箇所は伝えられておりませんが、文中で大聖人は「後生をぼしめして御心ざしをはすれば名計り申し候、同行どもにあらあらきこしめすべし」と記されており、本消息の前半に、後生について重々承知している西山殿故、法門の題目だけを記されていたのではと推察されます。

尚、西山入道及び後家尼へ送られた消息は『三三蔵祈雨事』等六点が伝えられております。また西山入道は大聖人御遷化後、西山本門寺の開基檀那となっております。
■ご真筆:身延久遠寺に存在していたが明治八年の大火で焼失。
【西山殿御返事 本文】 

としごろ(年頃)後生をぼしめして御心ざしをはすれば名計り申し候。
同行どもにあらあら(粗々)き(聞)こしめすべし。
や(易)すき事なれば智慧の入る事にあらず、智慧の入る事にあらず、恐恐。

一月廿三日            日 蓮 花押
西山殿御返事




by johsei1129 | 2016-02-11 18:44 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
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