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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 11月 24日

日蓮門下最古参の信徒、富城入道の妻の病状回復を祈念した事を記された消息【富城入道殿御返事】

【富城入道殿御返事】
■出筆時期:弘安三年(1273)四月十日 五九歳御作。
■出筆場所:身延山中の草庵にて。
■出筆の経緯:本消息は文中で「さては尼御前の御事をぼつかなく候由」と記されておられるように、富城入道(富木常忍)が妻(尼御前)の病気回復の祈念を大聖人に願い出た事への返書となっております。
大聖人は「御志は法華経に挙げ申し候ひ了んぬ。定めて十羅刹御身を守護すること疑ひ無く候はんか」と富城入道を励ますとともに、「ぼつかなく候由、申し伝へさせ給ひ候へ」と、日蓮も病状を心配していると尼御前に伝えてくださいと慈愛をもって認められておられます。
■ご真筆:中山法華経寺(掛軸1幅)所蔵(重要文化財)。
日蓮門下最古参の信徒、富城入道の妻の病状回復を祈念した事を記された消息【富城入道殿御返事】_f0301354_22361119.jpg











【富城入道殿御返事 本文】

鵞目一結ひ
給び候ひ了んぬ。
御志は
法華経に挙げ申し候ひ了んぬ。
定めて十羅刹御身(おんみ)を
守護すること疑ひ無く候はんか。
さては
尼御前の御事
をぼつ
かな
く候由、申し伝へ
させ給ひ候へ。
恐々謹言。

卯月(うづき)十日   日蓮花押
富城入道殿
御返事






by johsei1129 | 2019-11-24 12:41 | 富木常忍・尼御前 | Trackback | Comments(0)
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