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日蓮大聖人『御書』解説

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2016年 01月 01日

大聖人の故郷・下総の古参の強信徒大田乗明を上人と尊称された消息【乗明上人御返事】

【乗明上人御返事】
■出筆時期:弘安二年(西暦1279年)二月十七日 五十八歳御作
■出筆場所:身延山中 草庵にて。
■出筆の経緯:本消息は富木常忍、曾谷教信と並び下総(千葉)の古参の強信徒、大田乗明が、米一石を大聖人へご供養されたことへの返書となっております。
一紙に大書された短い消息ですが、本消息に特徴的ことは「乗明上人」と在家の信徒に上人という尊称を与えられておられることです。
大田乗明は、代々鎌倉幕府・問註所(現在の裁判所)に務める家系の武士で、信徒の中で最も大聖人の本門への理解が深かったと思われ、大聖人が御遷化なされる半年前の弘安五年四月八日、本門の戒壇建立を御遺命された「三大秘法禀承事」を賜っておられます。また次男は出家し日高の法号を賜り、富木常忍が開基した中山法華経寺の二代目となっております。自身は大聖人御遷化の半年後、後を追うように大聖人に随順した尊い七十六歳の生涯を終えられております。
■ご真筆: 大阪府・長久寺(全文)所蔵。
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【乗明上人御返事】

[原文の漢文]
乗明上人一石送
山中 得福過十
号功徳 恐々謹言
七月廿七日
     日蓮花押
御返事

[和文]
乗明上人一石を山中に送らる。
福十号に過ぐる功徳を得ん。恐々謹言。

七月廿七日    日蓮花押
御返事





by johsei1129 | 2016-01-01 18:07 | 大田乗明・尼御前 | Trackback | Comments(0)
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