日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 12月 05日

三世の仏は皆凡夫にてをはせし時、命を法華経にまいらせて仏になり給う、と説いた【南無御書】

【南無御書】
■出筆時期:詳細は不明です。
■出筆場所:詳細は不明です。
■出筆の経緯:残されているご真筆の右上に「九」と記されておられ、少なくとも九紙以上の長文の御所と思われますが、出筆時期、相手先の詳細は不明です。
本文では南無とは帰命であることを示されておられます。
文末では「日蓮今度命を法華経にまいらせて・・・」て認められておられますので、あるいは竜ノ口の法難直後に佐渡、もしくは相模国依智の佐渡守護代本間重連の屋敷にて、弟子信徒に向けてしたためられた可能性も考えられます。
尚、法華経二十八品の中で南無の文言についは『方便品第二』で『一称南無仏』と説かれております。
■ご真筆:京都市 妙蓮寺所蔵。
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[南無御書 本文]

 堂塔つくらず、布施まいらせず、唯お(惜)しき物は命ばかりなり。
これを法華経にまいらせんとをもう。

三世の仏は皆凡夫にてをはせし時、命を法華経にまいらせて仏になり給う。
此の故に一切の仏の始には南無と申す。

南無と申すは月氏の語、此の土(日本)にては帰命と申すなり。
帰命と申すは天台の釈に云く「命を以て自ら帰す」等云云。

命を法華経にまいらせて仏にはならせ給う。
日蓮今度命を法華経にまいらせて
(以下の御文は残されておりません)


 『妙法蓮華経 方便品第二』
 若人散乱心 入於塔廟中
 一称南無仏 皆已成仏道
 於諸過去仏 現在或滅後
 若有聞是法 皆已成仏道

  [和訳]
 若し人ありて散乱の心にても塔廟に於いて中に入りて
 一度、南無仏と称えたならば、皆、已に仏道を成ぜん。
 諸の過去の仏に於いて、現在或いは滅後においても、
 若し是の法(法華経)を聞く事有らば、皆、已に仏道を成ぜん。




by johsei1129 | 2015-12-05 16:15 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
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