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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 10月 21日

大事には小瑞なし大悪をこれば大善きたるすでに大謗法国にあり大正法必ずひろまるべし、と説いた【大悪大善御書】

【大悪大善御書】
■出筆時期:文永十二年(1277) 五十四歳御作。
■出筆場所:鎌倉 草庵にて。
■出筆の経緯:本抄はご真筆の断簡が残されておりますが、全体の内容は判明しておりません。
文中で「各各なにをかなげ(嘆)かせ給うべき」と記されていることから、日蓮門下の弟子檀那一同に宛てられた書と思われます。
本書を記された文永十二年の四月十五日(4月25日後宇多天皇即位により建治と改元)、蒙古の使者が長門室津(現在の下関市)に到着、幕府は鎌倉に護送して折衝をします。
この状況から文永の役に引き続き再度の蒙古来襲が必至と、日本国中が騒然とした世情であったと思われ、大聖人は本書で「大事には小瑞なし、大悪をこれば大善きたる。すでに大謗法・国にあり大正法必ずひろまるべし」と断じ、弟子信徒一同を諭されものと拝されます。
尚、蒙古の使者との折衝の状況については『小説日蓮(中)61 弟子たちの布教』を参照してください。
■ご真筆:堺市 妙国寺(断簡)所蔵。

[大悪大善御書 本文]

大事には小瑞なし、大悪をこれば大善きたる。
すでに大謗法・国にあり大正法必ずひろまるべし。

各各なにをかなげかせ給うべき、迦葉尊者にあらずとも・まい(舞)をも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立つてをど(踊)りぬべし。

上行菩薩の大地よりいで給いしには・をど(踊)りてこそいで給いしか。普賢菩薩の来るには大地を六種にうごかせり。
事多しといへども・しげきゆへにとどむ、又又申すべし。





by johsei1129 | 2019-10-21 22:39 | 弟子・信徒その他への消息 | Trackback | Comments(0)
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