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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 10月 30日

撰時抄愚記 上十八

九月二日

 第八段 正法の後の五百年の弘経 

一 正法の(のち)六百年等

  此の下は第二の禅定(ぜんじょう)堅固(けんご)なり。

一 闍夜那(じゃやな)尊者。

  統紀云云。餓鬼の修因は御書の十六、十法界因果抄に云云。

一 (はじめ)には外道の家に入り等

  此の下は内外・大小・権実・本迹(ほんじゃく)の四種の相対あり。見るべし。「設い勝劣」の下は本迹相対なり。「本迹の十妙」の下に六句あり云云。

「本迹の十妙」とは是れ一句を以て本迹を顕すなり。「二乗作仏(さぶつ)」は迹門なり。「久遠(じつ)(じょう)」は本門なり。是れ二句を以て本迹を顕すなり。「()(こん)(とう)の妙」とはまた一句を以て本迹を顕すなり。迹の意は知るべし。
 本門の意は本尊抄に云く「迹門並びに
(ぜん)四味(しみ)・無量義経・涅槃(ねはん)経等の三説は(ことごと)く随他意・()(しん)()()本門は三説の(ほか)の難信難解(なんげ)・随自意なり」云云、此の意なり。故に「已今当妙」の四字に本迹の二義分明(ふんみょう)なり。
 次に「百界千如」は迹門なり。「一念三千」は本門なり。本尊抄の如し云云。
()る時「迹門の一念三千」と云うは、是れ理を以て与えて論ずるが故なり。

所謂(いわゆる)、正()らんには必ず()り。故に妙楽は「略して界如を()ぐるに(つぶさ)三千を(せっ)す」と云うなり。之を思え。別に之を書するが如し。

  九月三日

 第九段 像法の初めの五百年の弘経 

一 正法一千年の後は月氏に仏法等

此の下は第三の読誦(どくじゅ)多聞(たもん)堅固(けんご)、又二あり。初めに月氏の仏法の衰減(すいげん)、二に「正法」の下は漢土流伝(るでん)、二あり。初めに流伝、始めは権実を(わか)たず。次に「其の後」の下は(ごん)(じつ)を分って教を判ず、亦二あり。初めに南北の判教、次に「」の下は天台の判教なり云云。

一 二(しゅ)の大乗等

「二宗」は(まさ)に「二種」に作るべし。(いわ)く、有相(ゆそう)の大乗・無相の大乗なり。玄の十・九。

一 南北の邪義をやぶ()りて

天台の事は(とう)()の六の如し。南北を破るの相は報恩抄上巻の如し。


                     つづく
撰時抄愚記上 目次



by johsei1129 | 2015-10-30 22:25 | 日寛上人 御書文段 | Trackback | Comments(0)
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