日寛上人 御書講義 撰時抄上愚記 序 題号を説き明かす
文底深秘の大法とは天台未弘の大法・三大秘法の随一・本門戒壇の御本尊の御事なり 第一段 時を要となすを標す 時鳥は「本尊掛けたか」と鳴く第二段 仏教は時によるを明かす 本門戒壇の大御本尊は末法下種の御正体なり 第三段 機教相違の難を会す第四段 滅後の弘経を明かす
富士山は霊山浄土に似たらん最勝の地なり第五段 経文を引いて証す
順縁広布、何ぞ須く之を疑うベけんや。時を待つべきのみ
寿量の顕本に略して二義あり。文上は久遠本果の三身・文底は本地無作の三身なり第六段 釈の文を引いて証す
道の一字は「虚通」「所践」「能通」の三大秘法なり
後悔先に立たず。如かず、本尊に向かって南無妙法蓮華経と唱えんには
像法の流布は真実の法華経の流布に非ず
謗法の行人は「一切世間の仏種を断ずる」の罪人なり、是れ卑賎なり 第七段 正法の初めの五百年の弘経 二箇の相承は正しく是れ弘宣・伝持の付嘱なり 第八段 正法の後の五百年の弘経 第九段 像法の初めの五百年の弘経 第十段 像法の後の五百年の弘経 第十一段 日本に六宗の伝来第十二段 天台宗の弘通
霊山報土は劫火にも壊れず第十三段 妙法流布の必然を明かす第十四段 能弘の師徳をあらわす 元寇の勝利は神力にして二つの所以あり第十五段 総じて問答料簡す第十六段 竜樹天親の弘通第十七段 天台大師の弘通
摩呵止観十巻の大旨 若し本門の戒壇を建てざれば未だ広布ならざるなり第十八段 伝教大師の弘通 三大秘法の謂れを知らずして蒼蠅・碧蘿となるなかれ第十九段 末法について料簡す 本門の本尊を信ぜずして題目を唱うるは、手なくして宝山に入るに似たり
下につづく御書本文 文段 総目次
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