人気ブログランキング |

日蓮大聖人『御書』解説

nichirengs.exblog.jp
ブログトップ
2015年 09月 10日

南条時光に男子が誕生し「日若御前」と名付け親になられたことを著した書【上野殿御返事(子宝書)】

【上野殿御返事(子宝書)】
■出筆時期:弘安三年(1280年)八月二十六日 五十九歳御作
■出筆場所:身延山中の草庵にて。
■出筆の経緯:本書は南条時光から男子が誕生したとの報告受け、それへの返書となっております。
大聖人は本書で「女子(おなご)は門をひらく。男子(おのこご)は家をつぐ。<中略>外典三千余巻には子ある人を長者といふ」と記し、時光に男子が誕生したことを称えられておられます。

さらに文末で「さればこの男子をば日若御前と申させ給へ」と、自身の日文字を与えて自ら名付け親にられており、時光がどれほど喜ばれたか目に浮かぶようです。
尚、大聖人は、四条金吾に文永八年五月八日女子が誕生した時にも「月満御前」と名付けられておられます。
また時光は非常に子沢山に恵まれ、九男・四女を設けられ、そのうち二人の女子は日目上人の跡を継いだ、日道上人、日行上人に嫁いでおられます。
■ご真筆:現存しておりません。古写本:日興上人筆(富士大石寺蔵)

[上野殿御返事(子宝書) 本文]
 
 女子は門をひらく。男子は家をつぐ。
日本国を知つても子なくは、誰にかつ(継)がすべき、財を大千にみてても子なくばだれにかゆづるべき。

されば外典三千余巻には子ある人を長者といふ、内典五千余巻には子なき人を貧人といふ。
女子一人・男子一人、たとへば天には日月のごとく、地には東西にかたどれり、鳥の二つのはね・車の二つのわなり。
さればこの男子をば日若御前と申させ給へ、くはしくは又又申すべし。

弘安三年八月二十六日   日 蓮 花 押
上野殿御返事

by johsei1129 | 2015-09-10 20:31 | 南条時光(上野殿) | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://nichirengs.exblog.jp/tb/24455960
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< Gosho 諌暁八幡抄一 On...      如来神力品第二十一の「是人於仏... >>