日寛上人 御書講義
観心本尊抄文段 下
第七段 略して本尊を明かす 文底下種の本尊を明かす 寿量品の儀式を以て「雖脱在現・具騰本種」を思い合わすべし 本門戒壇の大御本尊は応に是れ総体の本尊なり 正像には「造り画く」と云い、末法には「出現」と云う 人法一箇は文底下種 人法勝劣は文上熟脱 天地の隔たりあり
第八段 広く本尊を釈す
本迹の不同は天地の如しと雖も、文底独一の本門に望んで見れば殆ど竹膜を隔つ
第九段 文底下種三段の流通を明かす
本因妙の教主釈尊とは是れ蓮祖聖人の御事なり
文殊等は兼ねて末法の弘経は下方に限るの勅命を得たり、故に発誓無きなり 称歎・結要付嘱とは、正しく是れ本門の本尊の称歎・結要付嘱なり
第十段 地涌出現の時節を明かす
拙き者は約束せし事を忘る、高貴の人は約束を差えず
第十一段 総括
一生空しく過して万劫悔ゆること莫れ
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