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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 05月 12日

開目抄愚記 上九

第七段 一念三千の数量に寄せて諸宗を(えら)

一 一念三千は十界

この下は次に広く諸宗を(えら)ぶ。また二あり。初めに数量に寄せて簡び、次には「仏教(また)かくのごとし」の下は、伝来に寄せて(えら)ぶ。初めにまた二あり。初めに通じて五宗の一念三千を知らざるを明かし、次に「(しか)るを律」の下は別して(じょう)・律二宗の大乗の義を盗むを破するに二あり。初めに正破(しょうは)、次に例を引くに(おのずか)ら二あり。初めに外道、次に外典(げてん)、また二あり。初めに正例、次に文証を引く。止観五・百十六

一 更に道士に(おっ)(さい)

甫註(ほちゅう)十三・四十五、僧祇(そうぎ)(りつ)に云く「(しゃ)()に人有り、食前には沙門(しゃもん)(ひょう)()を着し、聚落(しゅうらく)に入って(こつ)(じき)す。食後には外道の(ひょう)()を着し、林中に入る。仏(のたまわ)く、この越済の人、外道を捨てて沙門に入り、沙門を捨てて外道に入る」と云云。「表幟」は即ち袈裟(けさ)なり。(そう)要記(ようき)に云く「済とは跡なり、此の二路を越す、故に越済(おっさい)と云う」と文。()に云く「済とは道なり」と云云。

一 仏法の義を以て(ぬす)んで邪典に()き文。

 統紀三十八・二に、沙門(しゃもん)智稜(ちりょう)還俗(げんぞく)して仏教を引いて道教を釈し、現罰頓死(とんし)の事あり。()いて見よ。

一 (えい)元嵩(げんすう)等が如し

  ()五下八十一、続僧伝三十五・五、甫註十二・十四に周の武帝の事云云。


 第八段 漢土に仏法伝来

一 仏教(また)かくのごとし

 次に伝来に寄せて(えら)ぶ、また二あり。初めに漢土(かんど)、次に本朝。初めの漢土に三あり。初めに天台の弘化、次に「()の後・法相」の下は諸師の帰伏(きぶく)、三に「華厳(けごん)」の下は二宗の盗台を破す。諸師の帰伏とは敵対の法相師すら(なお)帰伏す、(いわん)や自余の宗々をや。

 第九段 本朝に仏法伝来

一 日本・朝我(我朝)

  次に本朝、三あり。初めに伝教(でんぎょう)の弘化、次に「伝教」の下は諸宗の帰伏、三に「(また)其の後や()やく」の下は天台の末学を破するなり。「天台(てんだい)の深義」とは即ち一念三千なり。

一 ()の邪宗をたすく

  安然(あんねん)は禅宗を(たす)け、恵心は浄土を扶けたり。第五・十四


             つづく


by johsei1129 | 2015-05-12 22:31 | 日寛上人 御書文段 | Trackback | Comments(0)
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