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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 31日

法衣の所以を明かす 【当家三衣抄】二


  当家
三衣(さんね)

日寛謹んで之を記す

()法衣(ほうえ)とは法に応じて作る故に法衣と云うなり。

法衣に三有り、一には僧伽(そうぎゃ)()即ち大衣なり、二には()多羅(たら)(そう)即ち七条なり、三には安陀会(あんだえ)即ち五条なり。此れを(さん)()と名づくるなり。

色に亦三有り、()わく、(しょう)(こく)(もく)(らん)なり。抄に云わく「青は謂わく銅青、黒は謂わく(ぞう)(でい)、木蘭は即ち樹の皮、是れを()(じき)と名づくるなり。此れは青・(しゃく)(びゃく)・黒・(おう)()(しょう)及び()(こう)()(ろく)(りゅう)(おう)五間(ごけん)を離るるが故なり」と。諸文(こう)(ばく)なり、是の故に之を略す。

問う、一致勝劣(あたか)雲泥(うんでい)の如し、流々の所伝亦天地に分かる。然りと雖も其の法衣に及んでは更に異なり有ること無く(まった)く是れ同じきなり。所謂()()(こう)()綾羅(りょうら)錦繍(きんしゅう)の七条・九条等なり。唯当流の法衣のみ薄墨(うすずみ)()(けん)五条にして永く諸門流に異なり、其の()われ聞くことを得可けんや。

答う、其の謂われ一に非ず、所表(はなは)だ多し。今三門に約して略して之を示す可し。所謂道理、引証(いんしょう)料簡なり。



註解

〇留黄 留の字は正確には石篇に留と書く。印字不能のため「留」とした。
 ○綾羅錦繡 綾羅はあやぎぬとうすぎぬの意。錦繡はにしきとぬいとりの意。



当家の衣は下位にして折伏行に宜しきなりにつづく



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by johsei1129 | 2015-01-31 12:39 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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