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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 25日

末法我等の正行は但妙法五字に限る 【当流行事抄】唱題篇六


 問う、
日饒(にちにょう)が記に云わく「寿量・題目(とも)に是れ正行なり」云云。此の義如何。

答う、此は是れ種子の法体を知らず、祖抄(そしょう)の大意を(あき)らめざる故なり。信者当に知るべし、末法今時は全く是れ久遠元初なり、(うん)末法に居すと雖も而も(しゅう)は久遠に立つ、久遠は今に在り今は則ち久遠なり。然れば久遠元初に於て更に一句の余法無く(ただ)本地難思境智の妙法の五字のみ有り、仏()の妙法を以て一切衆生に下種す、故に種子の法体は妙法五字に限るなり。
 太田抄に云わく「一乗を演説すれども題目の五字を以って下種と為す可きの
由来(ゆらい)を知らず」云云。
 秋元抄に云わく「三世十方の諸仏は必ず妙法蓮華経の五字を種として仏に成りたまえるなり」云云。
 本尊抄に云わく「此れは種、此れは
(ただ)題目の五字なり」云云。
 四信抄に云わく「一向に南無妙法蓮華経と
(とな)えしむ、是れ此の経の本意なり」云云。
 取要抄に云わく「広略を捨てて
肝要(かんよう)を好む」等云云。
 報恩抄に云わく「一同に
他事(たじ)を捨てて、南無妙法蓮華経と唱う」云云。
 高橋抄に云わく「余経も法華経も文字は有れども
(やまい)の薬とは成る可からず」云云。
 上野抄に云わく「余経も法華経も
(せん)無し、(ただ)南無妙法蓮華経なるべし」云云。
 寿量品の御義口伝に云わく「此の品は在世の
脱益(だっちゃく)なり、題目の五字(ばか)り当今の下種なり」云云。

諸抄は明白、(あたか)も日月の如し、(あに)末法我等の正行は(ただ)妙法五字に限るに非ずや。日饒如何。


               成仏種子の法体は唯妙法の五字に限る  につづく
当流行事抄 目次
六巻抄 目次



by johsei1129 | 2015-01-25 14:53 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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