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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 25日

大御本尊脇士の左右尊卑を説く 【当流行事抄】唱題篇五

問う、有る人尋ねて云わく「既に本尊を以って中央に安置す、世の帝王の如し、蓮祖・興師を左右に安置(あんち)す、世の左右の大臣の如し。若し(しか)らば応に(すべから)く蓮祖を左に(やす)じ、興師を右に安んずべし、是れ則ち()(そん)右卑(うひ)の故なり。(いわん)や所図の本尊に(おい)て上下自ら明らかなり。(いわ)く、多宝は是れ客仏、上行・無辺行は第一第二なり、故に(との)に左に()す、釈尊は是れ主人、浄行・安立行は第三第四なり、故に倶に右に居す、(まった)く世間の如く左尊右卑なり、(れん)(こう)両師の左右何ぞ異なるや」云云、此の事如何。

 答う、深く所以(ゆえん)(あきら)めずんばあるべからず。
 応に知るべし、
(せん)()より国風自然(じねん)に同じからず、所謂(いわゆる)漢土・日本は天子(なん)(めん)す、故に左は東にして(よう)、右は西にして(いん)なり、故に左尊右卑なり。若し(がっ)()の如くんば君父(くんぷ)(とう)(めん)す、故に右は南にして陽なり、左は北にして陰なり、故に()(そん)左卑(ざひ)なり。国風同じからざれば尊卑(そんぴ)(すで)に定まる故に、其の処に随って(いず)れの方に向かう時も日本は左を上座と為し、月氏は右を上座と為すなり。本尊の左右(また)(また)(しか)なり。謂わく、宝塔西に向く故に釈尊は右の上座に()し、多宝は左の下座に居するなり。大衆は東に向く、故に上行・無辺行は右の上座に居し、浄行・安立(あんりゅう)行は左の下座に居す、是れ霊山(りょうぜん)の儀式を移す故なり。

末法我等の正行は但妙法五字に限る につづく

当流行事抄 目次

六巻抄 目次



by johsei1129 | 2015-01-25 14:29 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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