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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 24日

迹門は実相を顕わす、本門は寿の長遠を顕わす 【当流行事抄】寿量品篇十八


問う、諸流の勤行(ごんぎょう)各々(おのおの)不同なり、(あるい)は通序及び十如提婆(だいば)品等を(じゅ)し、或は此経(しきょう)難持(なんじ)以要(いよう)言之(ごんし)陀羅尼(だらに)(ほん)()(げん)(じゅ)等を誦し、或は一品二半、或は本門八品、或は一日一巻等心に任せて之を誦す。(しか)るに当流の勤行は(ただ)両品に限る、其の(いわ)如何(いかん)

答う、諸流は名を蓮師に借ると(いえど)も実には蓮祖聖人の門弟に非ず、(ただ)是れ自己所立の新義なり、故に蓮師の古風を(あお)がずして専ら各自の好む所に随うなり。但我が富山(ふさん)のみ蓮祖所立の門流なり、故に開山已来、()()・化法四百余年全く蓮師の如し、故に朝暮の勤行は但両品に限るなり。

問う、其の証文如何。

答う、証は汝が家に在り、吾に向かって尋ぬる(なか)れ。然りと雖も(しばら)幼稚(ようち)の為に之を引かん。日講(にちこう)啓蒙(けいもう)十八に日向(にこう)天目(てんもく)問答記を引いて云わく「大聖人一期の行法は本迹なり、毎日の勤行は方便・寿量の両品なり乃至御遷化(ごせんげ)の時(また)(また)(しか)なり」等云云。

問う、興師の行事如何(いかん)

 答う、開山の勤行全く蓮師の如し。故に又啓蒙に云わく「決要抄に天目抄を引いて云わく、白蓮阿闍(あじゃ)()、口に末法は是れ本門大法の時機と云い、及び公処に奉上(ふじょう)する申状(もうしじょう)爾前(にぜん)迹門の謗法(ほうぼう)停止(ちょうじ)して本門の大法を建立せんと之を書き()すと雖も、而も自行には方便・寿量の両品を朝夕に読誦す、是れ自語相違の人なり」云云。
 吾が家の証文(あたか)も日輪の如し、汝等の所行(むし)自立(じりゅう)に非ずや。既に宗祖に()、何ぞ門弟子と云わんや。
授職(じゅしょく)潅頂(かんちょう)(しょう)に云わく「問う、一経は二十八品なり、毎日の勤行は我等が()えざる所なり、如何が之を読誦せんや。答う、二十八品本迹の高下(せん)(じん)は教相の所談なり、今は此の義を用いず、()って二経の肝心(かんじん)、迹門は方便品、本門は寿量品なり、天台・妙楽云わく、迹門の正意(しょうい)は実相を顕わすに在り、本門の正意は寿の長遠(ちょうおん)を顕わす」(新定一〇五八)云云。
大覚(だいがく)抄に云わく云云。


                    久遠元初の三宝を信じ奉るべし  につづく


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by johsei1129 | 2015-01-24 14:38 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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