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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 14日

信心強盛の者は位を経ずして妙覚に至る 【当流行事抄】寿量品篇二


問う、内外の得脱、同とせんや異とせんや。

答う、()れ即ち天地水火の不同なり。
 本尊抄に云わく「久遠を以て下種と
()し、大通・(ぜん)四味(しみ)迹門を(じゅく)と為し、本門に至って(とう)(みょう)に登らしむるを脱と為す」云云。

()して云わく、等覚に登らしむとは即ち体外の(こころ)なり、妙覚に登らしむるとは即ち体内の意なり、若し体外の意は常の所談の如し。在世の衆生、寿量品を聞き(ただ)()(じゅう)乃至等覚に至る、(しか)も妙覚に至るの人は(すべ)て経文に之無きなり。然るに体内の意は霊山(りょうぜん)一会(いちえ)の無量の菩薩、体内の寿量を聴聞して(ただ)文上脱迹を信ずるのみに非ず、(また)文底秘沈の種本を了し、久遠元初の下種の位に立ち(かえ)って本地難思境智の妙法を信ずる故に皆(ことごと)く名字妙覚の(ごく)()に至るなり、是れ即ち体内得脱の相なり。故に(けい)(けい)の云わく「故に長寿を聞いて(また)宗旨を了す」云云。
 又云わく「若し
(ただ)事中の遠寿(おんじゅ)を信ぜば、何ぞ能く此の諸の菩薩等をして(ぞう)(どう)損生(そんしょう)して極位に至らしめん、故に本地難思の境智を(しん)()す」等云云。
 吾が祖、祈祷抄に諸菩薩皆妙覚の位に
(のぼ)って釈迦如来の悟りと等しと判じたもう是なり。

 当流の口伝(くでん)(本因妙口決)に云わく「等覚一転名字妙覚」云云。



         妙法受持の我等は久遠元初に種子を得たり  につづく



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by johsei1129 | 2015-01-14 22:08 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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