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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 10日

一生むなしく過ごさば万劫かならず悔ゆ 【当流行事抄】方便品篇一


当流行事抄第五    日寛謹んで記す

大覚世尊、教を設くるの元意(がんい)は一切衆生をして修行せしめんが(ため)なり。
 修行に二有り、
所謂(いわゆる)正行及び助行なり。宗々殊なりと雖も同じく正助を立つ、同じく正助を立つれども行体(おのおの)(こと)なり。流々の正助は今論ぜざる所なり、当門所修の二行の中に、初めに助行とは方便・寿量の両品を読誦し、正行(じん)(じん)の功徳を助顕す。(たと)えば灰汁(かいじゅう)の清水を助け、(えん)()(べい)(めん)の味を助くるが如し、故に助行と言うなり。此の助行の中に亦(ぼう)(しょう)有り、方便を傍とし寿量を正と為す。是れ(すなわ)遠近(おんごん)親疎(しんそ)の別有るに()る故なり、傍正有りと雖も(とも)に是れ助行なり。

次ぎに正行とは三世諸仏の出世の本懐、法華経二十八品の最要、本門寿量の肝心、文底秘沈の大法、本地(ほんち)難思(なんし)、境智冥合(みょうごう)、久遠元初の自受用身の当体、事の一念三千、無作(むさ)本有(ほんぬ)の南無妙法蓮華経是れなり。荊渓(けいけい)尊者()える有り「正助(ごう)(ぎょう)し、()って大益(たいやく)()云云。

 行者(まさ)に知るべし、受け難きを受け、()い難きに値う、(どん)()にも超え浮木(うきぎ)にも勝れたり、一生(むな)しく過ごさば万劫必ず()、身命を()まずして(すべから)く信行を励むべし、円頂(えんちょう)方袍(ほうほう)にして懶惰(らんだ)懈怠(けたい)の者は是れ我が弟子に非ず、即ち外道の弟子なり云云。(つつし)可し、慎む可し、勤めよや、勤めよや。


方便品読誦は「所破」と「借文」同時一体なり につづく


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by johsei1129 | 2015-01-10 12:39 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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