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日蓮大聖人『御書』解説

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2015年 01月 06日

本因名字の報身とは三大秘法の随一、正像未弘の本仏なり 【末法相応抄下】十 


問う、又云わく「本因名字の報身とは法華論及び天台・妙楽並びに末師の中に全く文証無し、何ぞ私曲(しごく)の新義を述ぶるや」云云、此の難如何(いかん)

答う、難勢(はなは)だ非なり。(およ)そ本因名字の報身とは三大秘法の随一、正像未弘(みぐ)の本仏なり。前代の論釈(あに)之を載す可けんや 是一。

況や久遠元初の言は即ち本因名字なり、了々たる明文(つぶ)さに(さき)に示すが如し。故に久遠元初の自受用とは即ち是れ本因名字の報身なり。何ぞ更に其の文を(たず)ぬ可けんや 是二。

凡そ天台一家の四教五時、六即の(はい)(りゅう)、一念三千の名目、皆是れ大師の所立にして天親・龍樹・阿難・迦葉の所述に非ず。日辰(まさ)に天台を難じて私曲の新義を述ぶと言うべし 是三。

太田抄に云わく「迦葉・阿難・竜樹(りゅうじゅ)・天親・天台・伝教等の知って而も未だ弘宣(ぐせん)せざる所の肝要の秘法、法華経の文に赫々(かくかく)たり、論釈等にも載せざること明々たり、生知は自ら知るべし、賢人は明師に値遇(ちぐう)して之を信ぜよ、罪根深重の(やから)は邪推を以て人を軽しめて之を信ぜず」等云云。今此の文の意は正像未弘の秘法、論釈に()せざること明々たり云云。若し(しか)らば日辰、応に蓮祖を難じて私曲の新義を述ぶと言うべし 是四。

「罪根深重の輩は人を軽しめて之を信ぜず」云云、此の呵責(かしゃく)(まさ)日辰に当たる、哀れむ可し、悲しむべし 是五。

             円頓の教には位の次第なし につづく



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by johsei1129 | 2015-01-06 21:26 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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