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日蓮大聖人『御書』解説

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2014年 12月 27日

地涌の菩薩、本門の本尊を付属せらる   【依義判文抄】十六

第七に神力品の「爾時(にじ)仏告(ぶつごう)上行(じょうぎょう)等の文

神力品に云わく()の時に仏、上行等の菩薩大衆に告げたまわく、諸仏の神力は是くの如く無量無辺不可思議なり、若し我()の神力を以て無量無辺百千万億()(そう)()(こう)に於て(ぞく)(るい)の為の故に此の経の功徳を説く、(なお)尽くすこと(あた)わず、要を以て之を言わば如来の一切の所有の法、如来の一切の自在の神力、如来の一切の()(よう)(ぞう)、如来の一切の(じん)(じん)の事、皆此の経に於て宣示(せんじ)顕説(けんぜつ)す、是の故に汝等如来の滅後に於て(まさ)に一心に受持(じゅじ)(どく)(じゅ)解説(げせつ)書写(しょしゃ)し説の如く修行すべし、所在の国土に()しは受持、読、(じゅ)、解説、書写し、説の如く修行する有らん、若しは経巻所住の(ところ)、若しは園中に於ても、若しは林中に於ても、若しは樹下(じゅげ)に於ても、若しは僧坊に於ても、若しは白衣(びゃくえ)(いえ)、若しは殿堂に()りても、若しは山谷曠野(こうや)にても是の中に皆(まさ)に塔を起て供養すべし、所以(ゆえん)(いかん)、当に知るべし、是の処は即ち是れ道場なり、諸仏(ここ)に於て()(のく)多羅(たら)三藐(さんみゃく)(さん)菩提(ぼだい)を得、諸仏(ここ)に於て法輪を転じ、諸仏此に於て般涅(はつね)(はん)したもう」已上。

(いま)(つつし)んで案じて曰く「爾時仏告上行」より下は是れ結要(けっちょう)付嘱(ふぞく)の文、四と()す。
 一に
称歎(しょうたん)付嘱、二に「以要(いよう)言之(ごんし)の下は本尊付嘱、三に「()()(にょ)(とう)の下は題目勧奨、四に「所在国土」の下は戒壇勧奨、(また)三と為す。一に義の戒壇を示す、二に「是中(ぜちゅう)皆応(かいおう)の下は正しく事の戒壇を(すす)む、三に「所以(しょい)(しゃ)()の下は釈。

初めに称歎付嘱とは(まさ)に之を付嘱せんとするに、先ず所属の法体(ほったい)、本門の本尊の功徳を(たん)ず、故に称歎付嘱と云うなり。文中に「(せつ)()(きょう)功徳(くどく)と言うは即ち是れ本門の本尊、妙法蓮華経の功徳なり。
 二に「以要言之」の下は本尊付嘱とは即ち是れ如来の一切の名体宗用は皆本門の本尊、妙法蓮華経の五字に
(おい)て宣示顕説する故に「皆於此経」等と云うなり。此の本尊を以て地涌(じゆ)千界(せんがい)に付嘱する故に「其の枢柄(すうへい)()(しか)授与す」と言う、(あに)本尊に非ずや。


               本門の本尊の相貌を説く につづく

依義判文抄 目次

六巻抄 目次



by johsei1129 | 2014-12-27 15:16 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)
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