人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日蓮大聖人『御書』解説

nichirengs.exblog.jp
ブログトップ
2014年 12月 26日

三大秘法は宝山と説く 【依義判文抄】十四


 「
今留(こんる)(ざい)()は即ち是れ本門の戒壇なり、此れ即ち本門の本尊所住の処なり、故に是れ本門の戒壇なり云云。

(にょ)()取服(しゅぶく)は即ち是れ本門の題目なり。()わく、此の(もん)信行具足して本門の題目最も明らかなり。

謂わく「取」は是れ信心、「服」は是れ唱題なり、(およ)そ「取」と云うは手を以て之を取る故に信心なり。大論の第一に曰く「経の中に信を説いて手と()す、手有って宝山に入れば自在に()く取るが如し」等云云。

言う所の服は口を以て之を服す、故に唱題なり。天台の所謂(いわゆる)修行を服と名づく」は是れなり。


 三大秘法は無作三身なり  につづく

依義判文抄 目次
六巻抄 目次



by johsei1129 | 2014-12-26 22:44 | 日寛上人 六巻抄 | Trackback | Comments(0)


<< 三大秘法は無作三身なり 【依...      発迹顕本を説きあかす【依義判文... >>