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日蓮大聖人『御書』解説

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2019年 10月 28日

大聖人自ら釈尊五十年の説法を図現化、法華経こそ釈尊一代の説法の究極だと示した【一代五時図】

【一代五時図(略本)(いちだいごじず】
■出筆時期:建治二年(西暦1276年) 五十五歳 御作。
■出筆場所:身延山 草庵。
■出筆の経緯:釈尊一代五十年の説法を五時(華厳・阿含・方等・般若・法華涅槃)に分け図現化し、法華経こそ釈尊五十年の説法の究極であることを説きあかしている。
■ご真筆: 中山法華経寺 所蔵。
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※参照:建治元年(西暦1275年) 千葉県弘法寺所蔵の一代五時図(ご真筆)

[一代五時図(略本) 本文] ※注:より詳細な広本あり。

 竜樹菩薩造
大論に云く、十九出家浄飯王の太子 三十成道 悉達太子(※注:釈尊の幼名)  
 
 権大乗  ┌杜順法師  
      ┌六十巻┐   ├智儼法師 
  ┌華厳経┤   ├華厳宗┼法蔵大師 
  │   └八十巻┘   └法蔵大師 
  │     三七日          ┌世親菩薩
  │       ┌増一阿含経┐┌倶舎宗┴玄奘三蔵
  │    小乗経├中 阿含経┼┼成実宗 迦梨跋摩
  ├阿含経────┼長 阿含経┤└律 宗 道宣律師
  │    十二年└雑 阿含経┘ │    ┌二百五十戒  僧
  │               └─小乗戒┼五 百 戒  尼
  │                    ├五   戒  男女
  │                    └八 斎 戒  男女

  │         五巻  ┌瑜伽論 弥勒菩薩造   
  │       ┌深密経──┴唯識論 世親菩薩造   
  │    権大乗│                  ┌玄奘三蔵
  ├方等部────┤ 六十巻           法相宗┴慈恩大師
  │    三十年│大集経               ┌曇鸞法師
  │       │     ┌雙 巻 経        ├道綽禅師
  │       │浄土三部経┴観  経     浄土宗┼善導和尚
  │       │     └阿弥陀経        └法 然 房
  │       │大 日 経──七巻          ┌善無畏三蔵           

       ・
  │       │金剛頂経──三巻          ├金剛智三蔵
  │       │蘇悉地経──三巻          ├不空三蔵
  │       │               真言宗┼慧果和尚
  │       │                  ├弘法大師
  │       │                  ├慈覚大師
  │       │                  └智証大師   
  │       │     ┌四巻          ┌達摩大師   
  │       └楞 伽 経─┴十巻          ├慧可 
  │                          ├僧璨
  │                          ├道信
  │ 権大乗   ┌百論 提婆菩薩造       禅 宗┼求忍
  ├般 若────┼中論 竜樹菩薩造           └慧能
  │ 四十巻   ├十二門論 同              ┌興皇
  │       └大智度論 同         三論宗─嘉祥大師
  │                            └吉蔵

   無量義経 七十二歳(※注:釈尊成道後42年、霊鷲山で法華経を説く直前に説いた経:法華経の開経といわれてる) 
   「四十余年には未だ真実を顕さず。方便の力を以て四十余年には未だ真実を顕さず。無量無辺不可思 議阿僧祇劫を過れども終に無上菩提を成ずることを得ず。所以は何ん菩提の大直道を知らざるが故に険逕(けんけい)を行くは留難多きが故に。大直道を行くは留難無きが故に。
  
  │        ┌顕露宗
  │ 実大乗    ├最秘密宗
  ├法華経 ────┼仏立宗
  │ 八箇年     ├法華宗
  │         └天台宗

 (※以下妙法蓮華経の引用)
「世尊は法久しくして後に要(かならず)当に真実を説き給うべし。 正直に方便を捨てて但無上道を説く。 種種の道を示すと雖も其れ実には仏乗の為なり。 
 今此の三界は皆是れ我が有なり。 其の中の衆生は悉く是れ吾が子なり。 而も今此の処は諸の患難多し。 唯我れ一人のみ能く救護を為す。 復教詔すと雖も而も信受せず。 若し人信ぜずして此の経を毀謗せば則一切世間の仏種を断ぜん。 或は復ひん蹙して疑惑を懐かん。 汝当に此の人の罪報を説くことを聴くべし。 若しは仏の在世、若しは滅度の後、其れ斯の如き経典を誹謗すること有らん。 経を読誦し書持する有らん者を見て軽賎憎嫉し而も結恨を懐かん。 此の人の罪報を汝今復聴け。 其の人命終して阿鼻獄に入らん。 一劫を具足して劫尽きなば更(また)生じ、是の如く展転して無数劫に至らん。 此に於て死し已つて更に蟒(もう)身を受けん、其の形長大にして五百由旬ならん。 

 若し是の善男子善女人、我が滅度の後に能く竊(ひそか)に一人の為にも法華経の乃至一句を説かん。当に知るべし、是の人は則如来の使なり。 如来の所遣として如来の事を行ずるなり。 薬王若し悪人有つて不善の心を以て一劫の中に於て現に仏前に於て常に仏を毀罵(きめ)せん、其の罪尚軽し。 若人一の悪言を以て在家出家の法華経を読誦する者を毀呰せば其の罪甚だ重し。 薬王今汝に告ぐ、我が所説の諸経而も此の経の中に於て法華最も第一なり。我が所説の経典無量千万億にして已に説き今説き当に説かん而も其の中に於て 此の法華経最も為(これ)難信難解なり。 若し法師に親近せば、速かに菩薩の道を得ん。 是の師に随順して学せば恒沙の仏を見上(たてまつ)ることを得ん。

  爾の時に宝塔の中より大音声を出して歎めて言(のたま)わく、善哉善哉釈迦牟尼世尊能く平等大慧教菩薩法仏所護念の妙法華経を以て、大衆の為に説き給う。是の如し是の如し。釈迦牟尼世尊の所説の如きは皆是れ真実なり。諸余の経典数恒沙の如し。此等を説くと雖も未だ難しと為すに足らず。若し須弥を接つて他方無数の仏土に擲げ置かんも、亦未だ難しと為さず。若し仏の滅度に悪世の中に於て能く此の経を説かん、是れ則ち難しと為す。

 諸の無智の人の悪口罵詈等し及び刀杖を加うる者有らん。 我等皆当に忍ぶべし。悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い、我慢の心充満せん。或は阿練若に納衣にして空閑に在つて、自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賎する者有らん。利養に貪著するが故に白衣((ぎゃくえ)の与(ため)に法を説いて、世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん。常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲する故に、国王大臣婆羅門居士及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて、是れ邪見の人外道の論議を説くと謂わん。濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん。 悪鬼其身に入つて我を罵詈し毀辱せん。濁世の悪比丘は仏の方便随宜所説の法を知らず、悪口して嚬蹙(ひんしゅく)し数数擯出(ひんずい)せられん。大神力を現し広長舌を出して、上梵世に至らしむる。諸仏も亦復是の如く広長舌を出し給う。
   
         ┌依法不依人文殊・普賢・観音・地蔵等、
               竜樹菩薩・善無畏・弘法・慈覚・法蔵・嘉祥・善導等なり。
    一日一夜 ├依義不依語   ┌観経等
  涅槃経───┼依智不依識   ├大日経等
    八十入滅 ├依了義経 法華経 ├深密経等
         └不依不了義経──┼華厳経等
                  └般若経等
  
     

[一代五時図(略本) 本文] 完。





by johsei1129 | 2019-10-28 22:20 | 重要法門(十大部除く) | Trackback | Comments(0)
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