日蓮大聖人『御書』解説

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2014年 09月 02日

日興上人が、先師日蓮の門下が厳守すべきと記した二十六ヶ条の遺言【日興遺誡置文】その三

[日興遺誡置文 本文]その三

一、学問未練にして名聞名利の大衆は予が末流に叶う可からざる事。
大聖人は松野殿御返事 にて「末世には狗犬の僧尼は恒沙(ガンジス川の無数の砂)の如し、と仏(釈尊)は説かせ給いて候なり。文の意は末世の僧・比丘尼は名聞名利に著し、上には袈裟衣を著たれば形は僧・比丘尼に似たれども内心には邪見の剣を提げて我が出入する檀那の所へ余の僧尼をよせじと無量の讒言を致す」と、末法には名聞冥利の僧・尼がガンジス川の無数の砂のように数多く出現することを示し、日興上人もこの事を受け継ぎ弟子・信徒を諌めている。

一、予が後代の徒衆等権実を弁えざる間は父母師匠の恩を振り捨て、出離証道の為に本寺に詣で学文す可き事。
※注(父母師匠の恩を振り捨て)について日蓮大聖人の報恩抄その一を参照~ してください。

一、義道の落居無くして天台の学文す可からざる事。
※注(義道の落居):大聖人の法門の習得。

一、当門流に於ては御書を心肝に染め極理を師伝して若し間有らば台家を聞く可き事。
※注:大聖人は立正観抄の冒頭で「当世天台の教法を習学するの輩多く、観心修行を貴んで法華本迹二門を捨つと見えたり」と記し、仏法を学ぶ者が法華経を捨て天台の教門に傾倒する姿勢を強く戒めている。
立正観抄本文・その一を参照~

[日興遺誡置文 本文]その四に続く

by johsei1129 | 2014-09-02 23:52 | 日興上人 | Comments(0)


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