日蓮大聖人『御書』解説

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2014年 08月 31日

日興上人が、先師日蓮大聖人門下が厳守すべきと記した二十六ヶ条の遺言【日興遺誡置文】その一

【日興遺誡置文(にっこうゆいかいおきぶみ)】
■出筆時期:元弘三年一月十三日(西暦1333年) 
■出筆場所:富士 重須談所にて
■出筆の経緯:日興上人が元弘三年二月七日、八十八歳で遷化される直前の元弘三年一月十三日、末法の本仏日蓮大聖人の門下が厳守すべき事項として二十六ヵ条の遺言としてしたためた。
■ご真筆: 存在しない。時代写本:日時筆(大石寺蔵)、保田妙本寺 日我筆

[日興遺誡置文 本文]その一

夫れ以みれば末法弘通の恵日は、極悪謗法の闇を照し、久遠寿量の妙風は伽耶始成の権門を吹き払う。於戲仏法に値うこと希にして、喩を曇華の蕚に仮り類を浮木の穴に比せん。尚以て足らざる者か。爰に我等宿縁深厚なるに依つて幸に此の経に遇い奉ることを得、随つて後学の為に条目を筆端に染むる事、偏に広宣流布の金言を仰がんが為なり。

一、富士の立義聊も先師の御弘通に違せざる事。
日蓮大聖人は【四菩薩造立抄】で次の様に門下の弟子信徒に諭されておられます。
『私ならざる法門を僻案せん人は、偏に天魔波旬の其の身に入り替りて人をして自身ともに無間大城に堕つべきにて候、つたなしつたなし。
 此の法門は年来貴辺に申し含めたる様に、人人にも披露あるべき者なり。
 総じて日蓮が弟子と云つて法華経を修行せん人人は日蓮が如くにし候へ、さだにも候はば釈迦・多宝・十方の分身・十羅刹も御守り候べし、其れさへ尚、人人の御心中は量りがたし』と。


一、五人の立義一一に先師の御弘通に違する事。
※注 五人:日昭、日朗、日向、日頂、日持の五老僧

一、御書何れも偽書に擬し当門流を毀謗せん者之有る可し、若し加様の悪侶出来せば親近す可からざる事。
※注:五老僧は先師日蓮が新たに建立した法門(御書)はないとし、書き記した手紙は在家の信徒の為に仮名字を以て仏法の因縁を記したにすぎないとし、大聖人の御書を偽書として日興上人が御書を講義するのを毀謗。また御書を紙にすきかえしたり、焼却するという愚挙に及んだという。

「富士一跡門徒存知事」を参照


[日興遺誡置文 本文]その二に続く



by johsei1129 | 2014-08-31 23:34 | 日興上人 | Trackback | Comments(0)
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